2025年8月1日
株式会社ビズリーチ
東洋大学が公認OB/OG訪問サービスとして
「ビズリーチ・キャンパス」を導入
OB/OG訪問のオンライン化により、利便性と安全性を向上
株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営する、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、東洋大学(所在地:東京都文京区/学長:矢口悦子)と提携し、同大学の学生のキャリア観の醸成と多様なキャリア選択の支援を開始します。なお、「ビズリーチ・キャンパス」が大学公認のOB/OG訪問サービスとして導入されるのは、全国で26校目となります。
東洋大学のキャリア形成支援の特徴
東洋大学は、1887年に哲学者・井上円了が創設した「私立哲学館」を前身とし、現在、14学部15研究科を擁する総合大学として発展を続けています。「諸学の基礎は哲学にあり」という建学の精神のもと、思考力や表現力を育む教育を重視してきました。この哲学に根ざした学びは、学生が自らの生き方や働き方を深く見つめ、主体的に未来を切り開く力の基盤となっています。
東洋大学のキャリア支援は、その精神と連動し、単なる就職支援にとどまらず、1・2年次から「自分らしいキャリア」を問い続ける機会を提供。社会課題に挑むPBL型授業や全学的キャリア教育など、実践的なプログラムを通じて、学生が早期から自らの可能性に気づき、社会とつながる力を育んでいます。
こうした取り組みの中心にあるのが、キャリア支援のコンセプト「主活力」。「主体的に考えて活動する力=主活力」を育むことを目的として学生の進路選択全般の支援を行っています。
“主活力のTOYO”として、東洋大学は学生一人一人が主体的に活動し、納得のいく進路選択を実現できるよう、推進していきます。
「ビズリーチ・キャンパス」公認利用開始の背景
これまで東洋大学では、学生がOB/OG訪問を行う際には、来校のうえ学生からの申請に基づき卒業生の情報を提供していました。この方法は、学生にとって貴重な機会を提供する一方で、卒業後の情報更新の難しさや、より多様な卒業生との接点を創出する必要性を認識していました。また、学生が安心して活動できる環境をいかに整備するかという点も、重要な検討課題となっていました。
このような背景から、学生と卒業生のつながりを、より安全かつ利便性の高い形で強化することを目指し、キャリア支援の新たな仕組みを模索していました。複数のサービスを比較検討するなかで、「ビズリーチ・キャンパス」は、サービス内のメッセージを24時間有人監視し、目的外利用を防止する、といった安全対策が充実している点を高く評価し、導入を決定しました。また、卒業生がボランティアとして無料で登録し後輩支援に参加できる点も、支援の輪を広げるうえで大きな魅力であると考えています。
今後は、卒業時に後輩支援への協力を表明していただいた卒業生をはじめ、多くの卒業生に本サービスへの登録を呼びかけ、在学生との交流を促進していきます。本サービスを通じて、学生が多様な価値観やキャリアパスに触れ、自らの可能性を広げるきっかけを得られること、そして、卒業生から在学生へと支援の輪が受け継がれていく文化が醸成されることを期待しています。
OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」について
「ビズリーチ・キャンパス」は、学生と、その学生が所属する大学・大学院所属の内定者やOB/OGをはじめとする社会人、企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットフォームです。
主な特徴は以下の3点です。
- オンラインOB/OG訪問がサービス内で完結:内定者・OB/OGの検索・訪問依頼から、OB/OG訪問(ビデオ通話)までをサービス内で実施できます。
- 大学ごとにサービスを提供:大学ごとの専用サイトで、出身学部やサークルなどの共通点からも先輩を探せます。
- 学年を問わず通年で利用可能:学年や時期を問わず、さまざまな業界で活躍する社会人から話を聞き、早期に就業観を醸成できます。
また、学生の皆様に安心・安全にご活用いただくための対策に注力しています。主な対策は以下の3点です。
- OB/OG訪問の依頼を学生起点に制限。
- ボランティアOB/OGは原則オンライン訪問のみに制限(OB/OGには企業公認とボランティアの2種類があります)。
- サービス内のメッセージを運営事務局が24時間有人監視し、目的外利用があった場合は注意喚起やアカウント停止などの対応を実施。
| 配信地域 | 日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア |
|---|---|
| 開校大学 |
国内108大学と海外留学生向けの専用サイトを開設(2025年6月末時点) ※海外留学生:海外対象エリアの大学・大学院に通う海外正規留学生 |
| 登録者数 |
大学生・大学院生 364,000名以上(2025年6月末時点、開校大学以外も含む) OB/OG 113,000名以上(2025年6月末時点) |
| 公開日 | 2016年10月12日 |
株式会社ビズリーチについて
「キャリアに、選択肢と可能性を」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、社内スカウトで人材流出を防ぐ「社内版ビズリーチ by HRMOS」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開するVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。