2015年12月11日

株式会社ビズリーチ

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首都圏で働く20代
約6割「やりがいあれば、地方転職を検討」
やりがいは「人の役に立てるか」、4割が「旅行で訪れた地域」に興味
20代向け転職サイト「キャリアトレック」、地方転職に関するアンケート

20代向けのレコメンド型転職サイト「キャリアトレック」などインターネットサービスを展開する株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:南 壮一郎)は、キャリアトレック会員の20歳~29歳(首都圏*1勤務)を対象に、地方転職に関するアンケートを実施しました。(n=109名)

その結果、首都圏勤務の約6割が「やりがいがあれば、転居して首都圏*1以外の地域に勤務する転職を検討する」と回答し、地方転職を検討する人のやりがいとして「人の役に立つことができるか」「尊敬できる仲間と仕事ができるか」を重視することが分かりました。

やりがいがある仕事であれば、転居して地方(首都圏以外の地域)に勤務する転職を前向きに検討しますか。

また、転居して働いてみたい地域(首都圏を除く)として、「大阪府」「北海道」「福岡県」「京都府」が上位に選ばれ、選んだ地域との関係性は約4割が「旅行で訪れた地域」であることが分かりました。

*1 一都三県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)

※ 本リリースに含まれる調査結果をご掲載いただく際は必ず「キャリアトレック調べ」と明記ください。

首都圏勤務の20代、約6割が地方転職を検討

本アンケートの対象を首都圏勤務の20代に限定すると、「やりがいがあれば、転居して首都圏以外の地域に勤務する転職を検討しますか」という質問に対して、「とても前向きに検討する:20.2%」、「どちらかといえば検討する:39.4%」と回答し、約6割はやりがいがあれば、地方転職を検討することが分かりました。

地方転職を検討する人の"仕事のやりがい"は「人の役に立つことができるか」
「尊敬できる仲間と仕事ができるか」

地方転職を「検討する」と回答した人に、「仕事のやりがい」について質問したところ、「人の役に立つことができる:22.1%」「尊敬できる仲間と仕事ができる:16.9%」で約4割を占めました。一方、「給与が良い」は6.5%と非常に少なく、やりがいを給与だけではない基準で判断していることが分かりました。

あなたにとっての仕事のやりがいとは何ですか。もっともあてはまるものを1つお選びください。
※地方転職を「とても前向きに検討する」「どちらかといえば検討する」人のみが回答

転居して働きたい都道府県(首都圏以外)ランキング:「出身地」よりも「旅行で訪れた地域」に興味

転居して働いてみたい地域との関係性では、「旅行で訪れた:44.2%」が「出身地である:16.9%」を上回り、旅行によって地域の魅力を知り働いてみたい地域として検討するきっかけになっていることが分かりました。

Q転居して最も働いてみたい地域はどこですか。(首都圏は除く)

順位 道府県
1位 大阪府
2位 北海道
3位 福岡県
3位 京都府
5位 愛知県
5位 沖縄県
転居して働いてみたい地域とあなたの関係性を教えてください。

働いてみたい地域へのコメント

※フリーコメントより一部抜粋

  • ・関西でのビジネスを経験してみたい(働きたい地域:大阪府/25~29歳/男性/サービス/東京都勤務)
  • ・札幌付近なら利便性が良いし、食事も美味しい。(働きたい地域:北海道/25~29歳/男性/IT・インターネット/東京都勤務)
  • ・発展している場所だから(働きたい地域:福岡県/25~29歳/女性/コンサルタント/東京都勤務)など

株式会社ビズリーチ 取締役 キャリアカンパニー カンパニー長 多田洋祐 コメント

株式会社ビズリーチ 取締役 キャリアカンパニー カンパニー長 多田洋祐

20代向けのレコメンド型転職サイト「キャリアトレック」の会員にアンケートを実施したところ、首都圏勤務の20代の約6割が「仕事のやりがいがあれば、地方転職に前向き」という結果になりました。

政府は、地方創生を推進するために日本版DMO(地域の観光マネジメント)の組織を全国に展開する考えを進めており、観光業を振興することで地域経済の活性化につなげたいという考えを示しています。アンケートで働いてみたい地域との関係性を「旅行で訪れた地域」と回答している人が多くいるように、今後も観光で地域の魅力に気づくきっかけが増えると考えられます。

一方で、今年の11月に発表された「地域経済500調査」によると地方の民間企業の4割は人手不足と回答し、地方企業は人材獲得に苦戦している様子も伺えます。今回のアンケート結果からも分かるように、20代は給与面だけではなく、「誰と働くか」「やりがいは何か」を重視しています。企業は事業への思いや魅力的な仕事内容を積極的に発信していくことで、若い優秀な人材の確保につなげることができるのではないでしょうか。インターネットの普及により企業が直接求職者にアプローチをして主体的な採用活動を行う「ダイレクト・リクルーティング」が地方企業にも浸透しつつあり、日本全国から優秀な人材を採用する可能性を広げています。仕事の「やりがい」をどのようにPRしていくか、今後の採用活動ではさらに重要になると考えています。

【ご取材いただけます】

  • ・株式会社ビズリーチ 取締役 キャリアカンパニー カンパニー長 多田洋祐
    (本アンケート結果や地方企業の採用活動、20代のキャリアへの考え方、転職動向について)
  • ・アンケートに回答いただいたキャリアトレック会員やご転職された方

調査概要

  • ・実施期間:2015年11月26 日~12月3 日
  • ・対象:20~29歳のキャリアトレック会員 109名
  • ・年齢:20~24歳 24%、25~29歳 76%
  • ・男女比:男性 53%、女性 47%

20代向けレコメンド型転職サイト「careertrek(キャリアトレック)」について

キャリアトレック

「careertrek(キャリアトレック)」は20代向けのレコメンド型転職サイトです。会員の基本情報とキャリア診断結果をもとに、似た傾向にある会員の応募動向やサイト利用動向を分析して求職者と企業をマッチング。使えば使うほどマッチング精度が高くなるレコメンド機能を搭載しています。2015年12月1日時点の会員数は16万人以上で、58,000件以上の掲載求人、3,700社以上の利用企業とマッチングが可能です。スマートフォンアプリでは、毎日最大10社の企業情報を人工知能がレコメンド。求職者は気になる企業を直感的に選ぶことで翌日以降のレコメンドの精度がさらに向上します。また、求人検索から応募までスマートフォンで完結できるため、通勤などの隙間時間に効率的な転職活動が可能です。

サービス名 careertrek(キャリアトレック)
公開日 PC版 2014年4月21日 グランドオープン
iOS版 2014年11月26日 / Android版2015年1月21日
URL PC版
http://www.careertrek.com/
iOS版
http://goo.gl/hPPFfs /  Android版
http://goo.gl/QBGpf0
対応機種 ・iOS版:iPhone 4以降(いずれもiOS 7.0以降)
・Android版:Android4以降
ダウンロード方法 ・iOS版:「App Store」を選択→「careertrek」を検索
・Android版:「Google Play」を選択→「キャリアトレック」を検索
配信地域 日本
対応言語 日本語
利用料金 無料

株式会社ビズリーチについて

「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」をミッションとし、人材領域と教育分野のインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、シンガポールに拠点を持ち、従業員数は553名(2015年12月現在)。管理職・グローバル人材に特化した会員制の転職サイト「ビズリーチ」やアジア版の「RegionUP(リージョンアップ)」、20代のためのレコメンド型転職サイト「careertrek(キャリアトレック)」、日本最大級の求人検索エンジン「スタンバイ」、友だちとクイズで競える学習アプリ「zuknow(ズノウ)」、お腹を空かせた学生のための肉食就活サイト「ニクリーチ」などを展開。

参照URL:https://www.bizreach.co.jp/