2016年10月12日

株式会社ビズリーチ

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兵庫県プロ拠点、首都圏からのUIターン人材獲得を加速
ビズリーチで鞄日本一の兵庫豊岡のかばん産業の合同公募を開始

株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:南 壮一郎)が運営する即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、2016年10月12日より、兵庫県プロフェッショナル人材戦略拠点の取り組みとして、「兵庫豊岡のかばん産業のシンボル アルチザンのプロデューサー」の人材公募を開始します。ビズリーチのサイト上に特設ページを開設し、10月12日から11月8日まで募集します。また特設ページでは「かばん産業特集」として、同じく豊岡で鞄産業に従事する企業2社の募集も同時に掲載します。

募集特設ページURL : https://www.bizreach.jp/content/executive/artisan/

兵庫県豊岡のかばん産業特集

東京一極集中が加速するなか、首都圏から地方へプロフェッショナル人材を還流

安倍政権が地方創生の一環として、首都圏から地方への人材還流に向けた取り組みを推進するなか、内閣府は「プロフェッショナル人材事業」を開始しました。同事業は東京と沖縄を除く45道府県に拠点を開設し、各拠点長がコーディネーター役として、地域企業が「攻めの経営」へと転換し、推進していくためのプロフェッショナル人材の採用をサポートするものです。他道府県から東京への流入数が増加し、東京一極集中が加速していますが、首都圏在住のビズリーチ会員へ行ったアンケートの結果では約7割が「やりがいがあれば地方転職を前向きに検討する」と回答しています*1

伝統産業の鞄で地方創生に取り組む豊岡市を人材還流で県がバックアップ

豊岡の鞄産業は約1,000年の歴史を持ち、国産鞄の年間出荷額は約102億円と国内トップを誇ります*2。豊岡の鞄産業は小規模な業者が多く、資金や営業体制、後継者の不足など課題を抱えていましたが、変革を求めて鞄業者を横断した「豊岡」ブランドを確立。地場産業の鞄で活性化を図ろうと、さまざまな取り組みをしてきました。その中でも注目を集めているのが、“かばんのまち”を象徴する拠点として2014年にオープンした「Toyooka KABAN Artisan Avenue(トヨオカ・カバン・アルチザン・アベニュー)」、愛称“アルチザン”(フランス語で職人)です。人材育成、商品開発、情報発信や空間整備などトータルでの産地活性化に従事するアルチザンには若者をはじめ全国から多くの人が鞄作りを学ぶために集まり、卒業生の約6割が豊岡市内の鞄関連会社へ就職するなど、人口減少が進む豊岡市*3の移住促進にも貢献しています。
既に独自の人材還流の動きがはじまっている豊岡を、今回の公募を通して県がバックアップ。伝統産業による地方創生の成功事例をつくることで、既に人材還流が進んでいる神戸をはじめとした都市部だけでなく、兵庫全体で人材還流がさらに加速することが期待されます。

*1 「地方転職への興味・意向に関するアンケート調査」(2015年5月)https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2015/0630.html
*2  神戸新聞NEXT「豊岡かばん、名実ともに日本一」より http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201602/0008848780.shtml
*3  豊岡市役所ホームページ「豊岡市の世帯および人口の推移」より http://www.city.toyooka.lg.jp/www/contents/1115988120609/

「兵庫県プロフェッショナル人材戦略拠点主催 兵庫豊岡のかばん産業特集」

募集特設ページURL:https://www.bizreach.jp/content/executive/artisan/
応募方法: ビズリーチサイトから応募
公募期間:2016年10月12日~11月8日

参加企業名 ※五十音順 会社概要 募集ポジション名
豊岡まちづくり株式会社(アルチザン) 国内有数のかばん産地である兵庫県豊岡市にあるかばんの複合拠点施設。豊岡市と豊岡のかばん業界の協力の下、豊岡まちづくり株式会社が施設全体を運営しており、豊岡製造のかばんや製造部材を販売する店舗と、1年制のかばん職人育成専門校「アルチザン スクール」の機能をもつ。「地場産業のブランディング」「次世代の人材づくり」「産業観光を目指した地域拠点づくり」という3つが目標。 総合プロデューサー
株式会社ウノフク メーカーとしてのクリエーティブな商品企画・提案力と、商社ならではの強力なネットワークを生かし、全国をフィールドとして自社オリジナル商品の小売店や卸業者への販売や企業のOEMなどの営業活動をする。中でも「レクシアード・ジェイピー」というプライベートブランドは、全国有名店にて販売を行っている。 情報管理者/社内SE
エンドー鞄株式会社 1824年創業の製鞄(せいほう)会社。伝統を踏まえながら常に新しい商品にチャレンジし、こだわりの製品作りを信条とする。かばんのOEM生産は元より、近年はオリジナル商品も開発。かばんのプロとしての誇りとこだわりを持ち、「品質」「デザイン」「サービス」を高いレベルで実現し、「使う安心」と「持つ楽しみ」を感じていただけるかばんの開発を目指す。 鞄製品の企画・
デザイン及び商品開発

豊岡市 市長 中貝 宗治(なかがい むねはる)氏 コメント

豊岡市 市長 中貝 宗治(なかがい むねはる)氏

豊岡のかばん業界の目標は、究極のローカルを目指して「唯一無二」の存在となることです。グローバルに認められるローカルを追求するなかで生まれたアルチザンは今、豊岡のかばん産業の将来を担う基礎固めの局面を経て、さらにグローバルな枝葉を広げるための新たな展開へ移行しようとしています。卓越したコミュニケーション力で、かばん産業をけん引してもらえるような人材を期待しています。

アルチザン マネージャー 林 健太(はやし けんた)氏 コメント

アルチザン マネージャー 林 健太(はやし けんた)氏

今回募集する「総合プロデューサー」は、小売とかばん職人養成スクールという二つの顔があるアルチザンの運営をマネジメントするとともに、新たな取り組みの模索と構築を通じて、かばん業界へさらなる新しい風を送り込む役割を担っていただきます。こうした環境下でキャリアを磨くにあたっては、アルチザン内部のマネジメントにとどまらず行政や業界、新たな市場との信頼・協力関係を築いていくプロセスも欠かせません。どんどん話を聞き、時には自ら提案を持ち掛けて、小さな芽を大きな木に育てていく必要があります。プロデュースやプランニングといった仕事にも積極的に手を広げ、業界全体をリードできる、高いコミュニケーション能力を持った方にきていただけたらと思います。

即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について

ビジネスパーソン、国内外の優良・成長企業、各業界に精通した一流ヘッドハンターの3者を最適かつ効率的にマッチングしています。ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットホームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。企業が求職者へ主体的にアプローチすることで、既存の採用ツールよりも、優秀な人材をより早く・安く採用できるようになりました。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチされることで、キャリアの可能性と選択肢を最大化できます。現在は累計5,400社以上、72万人以上(2016年10月現在)の会員の方にご利用いただいており、地方企業の利用も増加しています。

株式会社ビズリーチについて

「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」をミッションとし、2009年4月より、人事・人材(HR)領域を中心としたインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、シンガポールに拠点を持ち、従業員数は707名(2016年10月現在)。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」や、若手社員のためのレコメンド型転職サイト「キャリアトレック」、国内の全業種・全職種・全雇用形態を対象にした地図で仕事が探せるアプリ「スタンバイ」、戦略人事クラウド「HRMOS(ハーモス)」などを展開。

参照URL:https://www.bizreach.co.jp/