結婚式場を展開する八芳園が、観光事業に本格参入 八芳園が20代向け転職サイト「キャリトレ」で、観光戦略プロデューサーを公募
株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:南 壮一郎)が運営する、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」は、株式会社八芳園(所在地:東京都港区/代表取締役社長:長谷 晴義、以下八芳園)の観光戦略プロデューサーを、2019年3月5日から4月4日まで公募します。
八芳園は新たな戦略として、首都圏有数の日本庭園と、独自の企画力を生かした、総支配人直下の「観光プロデュースチーム(仮称)」を新設し、観光事業に本格的に参入します。インバウンド市場が活況のなか、日本文化の魅力を生かしたコンテンツを企画、発信し、今後の日本経済の成長を支える役割を担うことを目指します。そこで、「キャリトレ」のサイト上に特設ページを設け、3つの分野(インバウンド観光・地方創生・MICE(※1))を強化する観光戦略プロデューサーを3~5名募集します。
公募ページURL:https://www.careertrek.com/publicoffer/happoen_1903/
ウエディングで培った企画力で日本の観光事業に参入
観光庁は2020年の訪日外国人旅行者を4,000万人、訪日消費額を8兆円まで引き上げる目標を掲げています。2018年には初めて訪日外国人旅行者が年間3,000万人を超え、訪日消費額も4兆4,161億円と5年連続で過去最高額を更新しています(※2)。政府の後押しもあり、インバウンド市場は活況を迎えています。
一方で、少子化や挙式披露宴の実施率低下などの影響により、挙式・披露宴・披露パーティー市場規模は4年連続で縮小しています(※3)。このようななか、ウエディング事業を大きな柱としてきた八芳園は、今後の収益を支える新たな事業の柱を確立するべく、2016年ごろからインバウンドに関するプロジェクトを強化してきました。具体的な取り組みとして、2017年に福岡県大川市と包括的連携協定を締結し、訪日外国人に向けた日本文化体験の提供、および地域活性化の向上を図っています。また、訪日外国人旅行者増加のカギともいわれる、ナイトタイムエコノミー(日没から日の出までの夜の時間帯の経済活動)の活性化にも着目し、「SHINWA」という日本の神話をモチーフとしたコンテンツを企画するなど、より多くの訪日外国人を呼び込む施策を実施しています。さらに、観光庁が訪日旅行の促進に合わせて強化している「MICE」の誘致活動も積極的に行っています。
このように、「インバウンド観光」「地方創生」「MICE」の3つの分野に注力し、今後開催が予定されている2020年の東京五輪、2025年の大阪万博の際に訪日外国人旅行者が日本の地域全体に足を運びたくなるようなプロデュースをしていくことを目指します。
固定観念にとらわれない柔軟な発想力をもつ、若手人材を募集
八芳園はインバウンドビジネスを含む観光事業を強化するため、新たに「観光プロデュースチーム(仮称)」を立ち上げます。マーケティング・PR手法が多様化するなか、固定観念にとらわれずに日本の伝統を世界に発信するために、デジタルネーティブ世代の柔軟な発想力を持つ若手人材を中核メンバーとして招き入れ、今までプロジェクトとして推進してきたインバウンドビジネスの収益化を目指します。そこで、52万人以上の会員(新規登録会員のうち約7割が20代(※4))を有する「キャリトレ」で観光戦略プロデューサーを公募することになりました。今後、日本の観光業に社会の注目がさらに集まるなか、国境を越えた大型プロジェクトを実施し、地域の活性化につながる貴重な経験を提供することで、20代のキャリアの選択肢と可能性を広げることを目指します。
株式会社八芳園 取締役専務 総支配人 井上 義則 氏 コメント
八芳園は、1943年の創業以来、「日本人にはこころのふるさとを。海外の方には日本の文化を。」を企業理念に掲げ、「国民食生活の奉仕者」「日本観光の奉仕者」としての立場を貫いてきました。75年以上の歴史のなかで積み上げてきた、変革を恐れないベンチャースピリットと伝統の融合こそが、八芳園の強みです。少子化や晩婚化などの影響により、挙式ビジネスを中心に展開する私たちは今まさに変革が必要とされています。そこでこの2年間、今までウエディングで培ってきた企画力を生かし、インバウンド関連のプロジェクトを、私とセールスチームや企画チームを中心に進めてきました。そしてありがたいことに、八芳園の企画力を認めてくださる方々も増えてきました。そこでこのたび「観光プロデュースチーム(仮称)」を、本格的に収益化を目指す組織として立ち上げることにしました。
私たちは、結婚式場の枠組みを超え、「企画集団」として、国や地域、さまざまな団体と協力し、日本の「OMOTENASHI」文化を世界中に広め、日本本来の魅力を発信する役割を担っていくことで、日本の観光業を盛り上げていきたいと考えています。
※1 MICE……企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字のことであり、多くの集客や交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称
※2 矢野経済研究所「2018年版 インバウンド関連マーケットの動向と企業戦略」
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000339.html
※3 矢野経済研究所「2018年版 ブライダル産業年鑑」
日本政府観光局 報道発表資料「訪日外国人旅行者数、初の3,000万人突破!」
https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/181219.pdf
観光庁「平成29年年間値(速報)及び平成29年10-12月期の調査結果(速報)」
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/1809
※4 2017年8月~2018年7月の「キャリトレ」新規登録会員を対象とした数値
公募概要
- 募集期間:2019年3月5日~4月4日
- 応募方法:「キャリトレ」サイトから応募
- 公募ページURL:https://www.careertrek.com/publicoffer/happoen_1903/
募集職種名 | 観光戦略プロデューサー |
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業務内容 | 八芳園の観光プロデュース事業強化のため、新チーム立ち上げに取り組んでいただきます。八芳園の今後の成長を担う中核メンバーとして、主に3つの分野(インバウンド観光・地方創生・MICE)を強化すべく、日本文化の魅力を生かしたコンテンツを企画、発信し、収益化を目指していただきます。 【具体的な業務内容】 ・訪日外国人向けのイベントプロデュース ・地方自治体と連携した商品開発やイベント等のプロデュース、各自治体とのリレーション構築 ・法人・国際機関・各種団体のイベントプロデュース など |
歓迎要件 | 下記、いずれかのビジネスレベル以上の言語能力 英語、中国語 |
募集人数 | 3~5名 |
株式会社八芳園について
八芳園は、1943年の創業以来、結婚式場をはじめとした宴会・レストラン等の企画運営を展開し、豊かな自然環境創造と、食生活への奉仕を通して、社会に貢献する総合おもてなし企業として成長してきました。
「日本人にはこころのふるさとを。海外の方には日本の文化を。」を企業理念に掲げ、都心にありながらも江戸時代から続く約1万坪の由緒ある庭園を維持し、ホスピタリティーにあふれたサービスでお客様へ至福の時を提供しています。また、園内において「槐樹」「スラッシュカフェ」を展開し、グループ会社にて料亭「壺中庵」、総合式場「ホワイトイン高崎(群馬県高崎市)」を運営しています。
参照URL:http://www.happo-en.com/
挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」について
キャリトレは、キャリア形成に前向きな20代のための転職サイトです。興味がある求人をアプリで選択することで、より自身の志向性に合う求人がレコメンドされるようになり、興味がある企業からもスカウトが届くようになります。使えば使うほど、潜在的なキャリアの可能性を発見できます。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、「欲しい」人材を獲得するためのあらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な20代のスピーディーな採用を支援しています。
2019年3月時点の会員数は52万人以上で、掲載求人数は192,000件以上、累計利用企業数は6,500社以上です。