2020年5月26日

株式会社ビズリーチ

ビズリーチ・キャンパス、4月のOB/OG訪問承諾件数は昨年比1.7倍に 新型コロナウイルスによる採用イベント等の中止で、21卒学生「社員から情報収集したい」

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐 以下、ビズリーチ)が運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、2021年3月卒業・修了予定の21卒学生の、2020年4月のOB/OG訪問承諾件数*1が、20卒学生の2019年4月の同件数と比較して1.7倍となったことをお知らせします。また、21卒学生を対象に、就職活動に関する意識調査を実施したところ、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で採用イベント等が減少したことから、情報収集に関する不安の声や、「社員と話す機会が欲しい」といった企業への要望が多く聞かれました。

*1 学生から社会人にOB/OG訪問を依頼し、承諾された件数

2020年4月のOB/OG訪問承諾件数は、昨年同月比1.7倍

「ビズリーチ・キャンパス」に登録する21卒学生の2020年4月におけるOB/OG訪問承諾件数は、20卒学生の2019年4月における同件数と比較して1.7倍となりました。「ビズリーチ・キャンパス」は、2019年9月より「オンラインOB/OG訪問」機能を提供しており、新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念されるなかでも、オンライン機能を活用してOB/OG訪問が実施されていることがうかがえます。

また、「ビズリーチ・キャンパス」における2月から4月のOB/OG訪問承諾件数を、20卒学生の2019年と21卒学生の2020年で比較してみると、20卒学生が2月のピークから4月にかけて約6割減となった一方、21卒学生は約3割減にとどまっており、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で企業と学生の接点が減少している21卒学生のOB/OG訪問ニーズは、昨年よりも減少スピードが遅いことが分かります。

2020年4月のOB/OG訪問承諾件数は、昨年同月比1.7倍

新型コロナウイルスの影響で、「企業を知る機会が不足」「社員と話す機会が欲しい」との声多数

「ビズリーチ・キャンパス」は、登録している21卒学生に対して、今後の就職活動における不安や企業への要望などについて意識調査*2を実施しました。その結果、「説明会やセミナーが中止になり、企業について知る機会が減ってしまったので、もっと知れるような機会が欲しい」「社員の方とお話しできる機会を設けてほしい」といった声が多く見られました。

【意識調査の回答(一部抜粋)】

Q. 今後の就職活動について不安に思っていることや、企業に対する要望などがあれば、ぜひご意見をお聞かせください。(フリーコメント)

【企業情報の収集について】
  • 「説明会やセミナーが中止になり、企業のことを知る機会が減ってしまったので企業のことについてもっと知れるような機会が欲しいです」(法政大学)
  • 「今年は特に直接企業に行く機会が少ないため、企業や社員の雰囲気を知りたい」(立命館大学)
  • 「会社説明のセミナーだけで座談会などの機会を用意してくださらない企業もあり、採用ホームページや掲示板などからの情報のみだとやはり選考に臨む際かなり不安が残ります」(神戸大学)
  • 「社員の方と会う機会がないので雰囲気などが分かりづらい」(東京外国語大学)
  • 「現場社員の方とお会いできる機会が非常に限られているため、抱えていらっしゃる思いに触れられないこと」(早稲田大学)
  • 「コロナの影響で学校も閉鎖しているため、なかなか実際働かれている方のお話を聞くことができず、漠然とした不安を抱えている」(上智大学)
  • 「内定後、承諾する前に社員の方とお話できる機会を設けて欲しい」(早稲田大学)
  • 「社員との座談会等の交流イベントが今より多いとありがたい」(学習院大学)
【選考方法や選考スケジュールについて】
  • 「緊急事態宣言が徐々に緩和され、対面で選考を行う企業が増え、6月の選考スケジュールが過密になる可能性を感じ心配している」(名古屋大学)
  • 「対面になるのか、オンラインになるのかが不透明な状況ではあるが、その判断を早めにしてほしい。できればどちらかに統一してもらえると、心の準備がしやすくなる」(東京大学)
  • 「このまま面接をオンラインで行ってほしい」(一橋大学)
  • 「コロナ以降もある程度はネット化してほしい。東京-大阪でのオンラインOB訪問をしやすい空気を作ってほしい」(同志社大学)
  • 「地方学生としては、オンライン選考は金銭的・時間的に助かったので、今後もぜひ継続してほしい」(北海道大学)
【採用人数への影響について】
  • 「志望業界の採用予定人数が減少しないか心配です」(上智大学)
  • 「内々定を頂いた企業から断られるのではないかと少し不安ではある」(慶應義塾大学)

*2 アンケート実施概要「21卒の就職活動に関する意識調査」
対象:「ビズリーチ・キャンパス」登録学生(2021年3月に卒業・修了予定の大学生・大学院生)
調査期間:2020年5月19日~2020年5月21日
有効回答数:962件

株式会社ビズリーチ 執行役員 新卒事業部 事業部長 小出 毅

新型コロナウイルス感染症拡大により企業説明会が延期・中止になるなど、新卒の就職活動には大きな影響が出ています。「ビズリーチ・キャンパス」が実施した意識調査においても、多くの学生が情報不足に不安を感じていることがうかがえます。こうした不安を解消するために、日系大手企業のなかにはオンラインでのOB/OG訪問を推進したり、選考活動解禁後の6月以降も21卒学生のOB/OG訪問受け付けの継続を検討したりする動きが出てきています。

今後の先行きが不透明ななか、2022年3月卒業・修了予定の大学生・大学院生の就職活動においても、対面での説明会等が減少することが予測されます。そのため、企業が学生に対してOB/OG訪問などを活用し、より個別性の高い情報を提供する動きが広がっていくはずです。「ビズリーチ・キャンパス」では、こうした動きを支援できるように、「オンラインOB/OG訪問」機能の活用促進や、オンラインセミナーなども強化してまいります。

株式会社ビズリーチ 執行役員 新卒事業部 事業部長 小出 毅

<参考>「オンラインOB/OG訪問」機能について

「ビズリーチ・キャンパス」は、2019年9月に「オンラインOB/OG訪問」機能の提供を開始しました。これにより、OB/OG訪問の依頼からオンライン訪問まで、ビズリーチ・キャンパスのサービス内で実施できるようになりました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、利用は増加しています。

※OB/OG訪問の依頼やビデオ通話の発信ができるのは学生のみです。
※学生と社会人の許諾のもと、24時間有人監視による安全対策を実施しています。

「オンラインOB/OG訪問」イメージ画像
「オンラインOB/OG訪問」イメージ画像

OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」概要

「ビズリーチ・キャンパス」(https://br-campus.jp/)は、大学生とその学生が所属する学校のOB/OGや企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットフォームです。登録した大学生は就職活動時期や学年などに関係なく、さまざまな業界で活躍する社会人に話を聞き、早期に就業観を醸成することが可能となります。

サービス名 ビズリーチ・キャンパス
URL パソコン/スマートフォン ブラウザ版 https://br-campus.jp/
学生向けアプリ(iOS / Android)版 https://goo.gl/wGQWnY
OB/OG向けアプリ(iOS)版 https://appsto.re/i6dj73Y
対応OS <学生向け>
iOS版:iOS 11.0以降
Android版:Android 8.0以降
<OB/OG向け>
iOS版:iOS 11.0以降
ダウンロード方法 iOS版:「App Store」を選択→「ビズリーチ・キャンパス」を検索
Android版:「Play Store」を選択→「ビズリーチ・キャンパス」を検索
配信地域 日本
開校大学 国内39大学の専用サイトを開設(五十音順/2020年月5月現在)
青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際教養大学、国際基督教大学、滋賀大学、上智大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京都立大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、名古屋大学、名古屋工業大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学
登録者数 大学生・大学院生:約44,000名(2020年5月現在)
OB/OG:約38,000名(2020年5月現在)
公開日 2016年10月12日
利用料金 無料 ※法人契約の場合は、ビズリーチ・キャンパスのサービス利用料が発生します

株式会社ビズリーチについて

「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHRテック事業やクラウド事業を担う。

Visionalについて

Visionalグループは、2020年2月、株式会社ビズリーチがグループ経営体制に移行したことにより誕生。「新しい可能性を、次々と。」をグループのミッションとし、「課題」を「新しい可能性」に変え、未来創りに貢献することを目指す。グループを構成する、HRテック事業やクラウド事業を運営する株式会社ビズリーチ、新規事業開発を担うビジョナル・インキュベーション株式会社、物流テック事業を運営するトラボックス株式会社などを通じて、ビジネスの生産性向上を支えるさまざまな事業を展開する。

参照URL:https://visional.inc