2020年10月12日

株式会社ビズリーチ

企業の採用担当者に新卒採用に関するアンケートを実施 約7割の企業が「通年採用」を導入・導入検討
96%が、「学生の志向にあわせた継続的なフォロー」が重要と回答

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐 以下、当社)が提供する、新卒採用管理クラウド「HRMOS採用 新卒エディション」は、企業の採用担当者に対して新卒採用に関するアンケートを実施しました。(回答数:315)

その結果、通年採用(一律での選考開始ではなく、候補者ごとに選考時期を分散させる採用手法)を既に「導入している」企業が約3割、今後の「導入を検討している」企業は約4割にのぼり、ますます通年採用が広がりを見せていることがわかりました。

また、96%以上の採用担当者が、採用を成功させるためには「学生の志向にあわせた継続的なフォロー」が重要と回答しており、今後、通年採用の導入拡大に伴い採用活動の長期化が予想される新卒採用において、学生それぞれにあわせたフォローを継続的に実施していくことが、より一層重要になると予測されます。

<アンケート結果概要*

新卒採用を行っている企業の約7割が、通年採用を「導入している、または導入を検討している」

※新卒採用を実施している企業の採用担当者の回答(n=236)

通年採用を導入・検討していますか?

※以下2問、通年採用を導入済み、または導入を検討している企業の採用担当者の回答

いつから、通年採用を導入・導入を検討していますか?
導入・導入を検討している理由をお聞かせください。

通年採用の課題は、「学生の志願度(入社意欲)を上げるための最適なコミュニケーション設計」(50%)が最多

今後、新卒採用において、通年採用が一般化すると、どのような課題が生じると考えますか?

通年採用についての自由回答(抜粋)

  • 学生とのコミュニケーションが長期化するため、求める人材を確実に採用するよう進める必要がある。(IT業界、通年採用を導入している)
  • 内定を出してもいつ辞退されるかわからないので、とても難しさを感じる。(商社、通年採用を導入していない)
  • 通年採用は、企業が求める人材を少人数採用する場合には良い部分もあると思うが、ある程度人数の採用が必要なポジションにおいては、採用活動の長期化により負担増となる可能性がある。(サービス業、通年採用の導入を検討している)
  • システムでの管理が必須になると思う。(IT業界、通年採用を導入している)

96%以上が、採用を成功させるためには、「学生の志向にあわせた継続的なフォロー」が重要と回答

採用を成功させるためには、「学生の志向にあわせた継続的なフォロー」が重要だと思いますか?

*「新卒採用に関するアンケート」
対象:「HRMOS採用」または「ビズリーチ」を導入している企業の採用担当者
調査期間:2020年9月2日~2020年9月8日 回答数:315
※各比率において、項目によっては端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。

新卒採用管理クラウド「HRMOS採用 新卒エディション」について

「HRMOS採用 新卒エディション」は、新卒採用領域において一括採用だけではなく通年採用にも対応し、選考ステップや個別フォローを候補者ごとにカスタマイズして管理できることが特徴です。
当社がこれまで中途採用領域で培ってきた採用管理のノウハウや技術を生かし、採用チャネルの拡大や、通年採用にともなって複雑化する採用活動に対応しやすいよう、シンプルなデザインで直感的な操作性を実現しています。

参照URL:https://hrmos.co/ats_newgrads/

新卒採用管理クラウド「HRMOS採用 新卒エディション」

1. 複数の採用チャネルを一元管理。候補者情報の統合や日程調整など、自動化機能を搭載

就活ナビサイト経由の候補者の管理に加えて、スカウト媒体や人材紹介会社経由、インターンシップやイベント経由で選考に進んだ候補者情報を一元管理します。複数の採用チャネルで接点のあった候補者情報の統合や、面談・面接の日程調整、合否連絡のメール送信など、採用のオペレーション業務を自動化させる機能を搭載し、業務効率化を実現します。

2. 通年採用にも対応し、候補者ごとに最適化された選考ステップや学生との接点を管理

(1)候補者にあわせて、選考ステップをカスタマイズ
求人ごと、候補者ごとに選考ステップをカスタマイズできます。例えば、インターンシップに参加して志願度の高いAさんには1次面接を免除したり、相互理解を深めたいBさんには2次面接のステップのなかで面接回数を増やしたりというふうに、候補者にあわせて最適な選考ステップを設定できます。

(2)面談や内定者フォローなど、選考以外の接点もタイムラインで可視化
インターンシップなど、企業と学生の選考前の接点から入社まで、候補者ごとにすべての接点をタイムラインで可視化します。これにより、過去の接点やコミュニケーション内容を考慮した面談・内定者フォローなどが可能になります。

(3)個別フォローが必要な学生が一目でわかる
本年12月頃に、個別フォローが必要な候補者が一目でわかるフラグ機能を追加予定です。採用担当者が該当学生にフラグをつけて管理できる機能で、早期接点のある学生のなかから選考の案内をする学生をピックアップしたり、学生の志願度を高めるための面談やイベントへの誘致を行ったり、内定を出した候補者に魅力づけの面談などを行ったりと、漏れなくフォローを実施できます。

3. HRMOSシリーズとしての連携により、採用活動と入社後の活躍の関連を可視化

将来的には、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズの従業員データベースや組織診断サーベイとの連携により、新卒で採用した従業員のエンゲージメントや退職に関する課題の分析が可能になる予定です。これにより、採用における人材要件の見直しや選考ステップ、評価項目の妥当性などを検証できるようになります。

株式会社ビズリーチについて

「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。

Visionalについて

Visionalグループは、2020年2月、株式会社ビズリーチがグループ経営体制に移行したことにより誕生。「新しい可能性を、次々と。」をグループのミッションとし、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。グループを構成する、HR TechのプラットフォームやSaaS事業を運営する株式会社ビズリーチ、事業承継M&AやSaaSマーケティング、サイバーセキュリティ等の新規事業開発を担うビジョナル・インキュベーション株式会社、物流DXプラットフォームを運営するトラボックス株式会社などを通じて、日本の生産性向上を支える。

参照URL:https://visional.inc