2021年5月12日

株式会社ビズリーチ

「転職意欲が向上した」即戦力人材は、1年で6割から8割に増加 挑戦したい領域の上位は「教育」「DX関連」「医療」、6割は転居にも前向き

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐 以下、当社)が運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、ビズリーチ会員(平均年収740万円、平均年齢40歳 ※2021年1月末時点)を対象に、コロナ禍の状況下での転職活動に関するアンケートを実施しました(有効回答数:775)。

約8割がコロナ禍の状況下で「転職意欲が向上」

コロナ禍の状況下で、84.6%のビジネスパーソンの転職に対する意欲が向上したことが明らかになりました。また、そのうちの22.6%は、新型コロナウイルス感染症拡大以降に転職を検討するようになったことが分かりました。2020年4月に実施したアンケート結果*1では、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、「転職意欲が向上した」と回答した方は57%だったことから、長引くコロナ禍の影響で、ビジネスパーソンの転職意向が変化していることが明らかになりました。

*1「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う、働き方やキャリア観・転職活動への影響に関するアンケート」
https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2020/0430.html

  • コロナ禍の状況下で、ご自身の転職に関する考え方に変化はありましたか?
  • 新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、ご自身の転職に対する考え方に変化はありましたか?

転職検討の背景に「企業・事業の将来性に不安」「経験・スキルが生かせていない」。
今後挑戦したい業界・領域は、「教育産業」「DX推進関連」「医療」「宇宙産業」

転職意欲が向上したと回答した方に対して、転職を検討する理由について聞いたところ、「企業・事業に将来性を感じられなくなったから(28.2%)」「経験・スキルが生かせていないから(27.9%)」「他の産業や業界を経験し、スキルの幅を広げておいたほうが良いと考えたから(11.4%)」などの回答がありました。

また、コロナ禍の影響を受けて注目されている業界や領域のうち、挑戦したい業界や領域について質問したところ「教育産業(31.7%)」が最も多く、「DX推進関連(28.3%)」「医療(27.7%)」「宇宙産業(20.9%)」が上位となりました。コロナ禍の状況下で社会情勢や経済環境が激しく変わるなか、自身の経験やスキルをさらに伸ばすために、新たな挑戦ができる環境を求める即戦力人材が多いことが明らかになりました。

転職を検討している方に伺います。なぜそう思ったのですか?
コロナ禍の影響を受けて、以下のような業界が注目され始めています。今後挑戦したい業界や領域はありますか?

コロナ禍の状況下で、約6割が「転居を伴う転職に前向き」

転居を伴う転職に対する意識にも変化が見られました。コロナ禍の状況下で、転居して別の地域に勤務する転職についての考え方を聞いたところ、59.6%が「転居を伴う転職に前向き」と回答しました。そのうち、「コロナ禍の状況下で、前向きに検討するようになった」方は27.1%を占めています。

コロナ禍をきっかけに働き方や暮らし方を変えて、地方に移住するなど働く場所のニーズも変化していることが分かる結果となりました。

コロナ禍の状況下で、転居して別の地域に勤務する転職についての考え方であてはまるものはどれですか?

「ビズリーチ キャリア観・転職活動に関するアンケート」
対象:ビズリーチ会員 調査期間:2021年3月29日~2021年4月4日 有効回答数:775

※回答率は端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
※本調査を引用される際には、「ビズリーチ調べ」と必ずご記載ください。

株式会社ビズリーチ 取締役副社長 ビズリーチ事業部 事業部長 酒井 哲也 コメント

本調査では、長引くコロナ禍の影響により、多くのビジネスプロフェッショナルが転職に対して前向きであることがうかがえる結果となりました。また、先行き不透明な時代においては、主体的なキャリア形成が求められますが、新産業・新領域への挑戦や、転居を伴う転職に意欲的なビジネスプロフェッショナルが多いことも明らかになりました。

企業は、ビジネスプロフェッショナルに対し、スキルの幅を広げられる経験や、やりがいを実感できる機会を提供することで、事業成長のための即戦力人材の採用につなげることができるのではないでしょうか。

今後もビズリーチでは、ビジネスプロフェッショナルの皆様と企業の架け橋になれるよう、努めてまいります。

株式会社ビズリーチ 取締役副社長 ビズリーチ事業部 事業部長 酒井 哲也

即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について

ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。

URL:https://www.bizreach.jp/

株式会社ビズリーチについて

「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。

Visionalについて

株式会社ビズリーチがグループ経営体制に移行したことにより誕生。「新しい可能性を、次々と。」をグループのミッションとし、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、人事マネジメント(HR Tech)領域におけるエコシステムを展開。また、事業承継M&A、物流DX、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。

URL:https://www.visional.inc/ja/index.html