2021年7月21日

株式会社ビズリーチ

ビズリーチ・キャンパス「OB/OG AWARD」を初開催
アスクル、NTTデータ、三井物産などが受賞
~大学生に向けてOB/OG訪問を推進した企業などを表彰~

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐)が運営する、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、2021年7月16日に「OB/OG AWARD」を開催しました。

「ビズリーチ・キャンパス」では、学生の早期からのキャリア観醸成を支援するために、さまざまな業界で活躍する社会人の先輩から話を聞ける機会を提供できるよう、企業のOB/OG活用を推進しています。初開催となる本アワードでは、OB/OG訪問を推進した企業6社と学生からの評価が高かったOB/OG4名を表彰しました。

ビズリーチ・キャンパス「OB/OG AWARD」を初開催 アスクル、NTTデータ、三井物産などが受賞

「OB/OG AWARD」受賞企業一覧(順不同)

<企業部門>
カルチャー賞 グランプリ アスクル株式会社
準グランプリ 株式会社大広/株式会社大広WEDO
ストラクチャー賞 グランプリ 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
準グランプリ ソニーグループ
バリュー賞 グランプリ 三井物産株式会社
準グランプリ 株式会社博報堂/株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
<個人部門>※個人部門を受賞された企業
ベストOB/OG賞 NTT都市開発株式会社
三井不動産株式会社
三菱地所株式会社
伊藤忠商事株式会社

「OB/OG AWARD」について

ビズリーチ・キャンパスに登録している学生にアンケートを実施したところ※1、56%の就活生が「興味のある業界や職種を知るために、身近に相談できる社会人が十分にはいなかった」と回答し、また8割以上が「大学1・2年生から社会人にキャリア相談することは意義がある」と答えています。これらの結果から、学生は志向性に沿った情報を早期から必要としていることが伺えます。

こうした学生側のニーズを受けて、企業の新卒採用活動において、OB/OG訪問を通じて仕事内容や社風などを伝える動きが広がっています。一方、OB/OG訪問を推進するうえでの課題として、安全性や透明性の確保や、社員への協力体制の構築などが挙げられています。

そこで今回、学生が安心してOB/OG訪問を依頼しやすい体制を整えながらOB/OG訪問の活用を推進した企業と、学生からの評価が高かったOB/OGを表彰するアワードを実施しました。

※1:就職活動とキャリア観形成に関する調査(調査期間:2021年3月26日~3月30日、有効回答数:474件)


各賞について

  • カルチャー賞:学生のキャリア選択のために、新たにOB/OG訪問文化を創りあげた企業を表彰
  • ストラクチャー賞:学生のキャリア選択のために、社員の協力体制を仕組み化した企業を表彰
  • バリュー賞:学生のキャリア選択のために、OB/OG訪問を通じて新たな機会を創出した企業を表彰
  • ベストOB/OG賞:企業公認OB/OGのなかから、学生のキャリア選択に貢献した個人を表彰

各部門の審査基準

  • 企業部門:ビズリーチ・キャンパスに登録する2022年卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象にした各社のOB/OG訪問への取り組み内容をもとに総合的に判断
  • 個人部門:ビズリーチ・キャンパスに登録する2022年卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象にしたOB/OG訪問承諾数、承諾率、御礼コメント数、御礼コメント内容などから総合的に判断

受賞コメント(企業部門のグランプリ3社、個人部門のベストOB/OG賞1名)

<企業部門>

アスクル株式会社(カルチャー賞)
当社では、学生が正しく企業を理解したうえで、自分らしく働ける場所を選択できるように、また「企業のありのままを伝えることを大切にしたい」という想いから、2020年2月頃からOB/OG訪問を本格的に導入、2020年3月にオンライン面談へと移行しコロナ禍であっても全国各地の学生と面談を実施することが叶いました。また、選考中も学生の皆さんがより当社への理解を深めていけるように、選考ステップに応じ、複数回の面談の機会を提供できるよう工夫を行いました。社員からは、「学生の熱意を直に感じ、自分自身の業務にプラスになるような刺激を受けた」「自分自身のキャリアの棚卸になった」のような声が寄せられており、今後も社員訪問を広げていく予定です。

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(ストラクチャー賞)
当社は、採用活動において、画一的な情報発信ではなく、学生個々のニーズに沿う情報提供が必要だと考え、社員訪問を推進しています。ビズリーチ・キャンパスには1,300名以上の社員が登録しており、学生からのOB/OG訪問依頼数は前年比約2倍となっています。社員全員に対して「一緒に働く仲間の採用活動には自分たちで携わるもの」という文化を醸成しており、これだけの協力が得られています。内定者に向けたキャリア形成や配属に向けた情報収集の機会としてもビズリーチ・キャンパスを活用しており、今後とも取り組みを強化していきます。

三井物産株式会社(バリュー賞)
OB/OG訪問は事業や社員の働き方のみならず、企業の社風・ありのままの雰囲気を感じ取って頂く機会と考えています。学生の皆さんの会社に対する理解が少しでも深まり、納得感と覚悟を持ってキャリアを選択することで、入社後の活躍や成長につながると考え、様々な機会を提供しています。22卒の学生に対しては、コロナ禍の影響も踏まえ、全面的なオンラインでの面談対応や海外正規留学生向けのOB/OG訪問対応を実施しました。さらに、1対1で社員と話すことに初めは抵抗感がある学生の方もいると考え、少人数の座談会形式でのグループOB/OG訪問会を定期的に実施し、気軽に三井物産と接して頂く機会を設けました。今後も様々な形で学生の皆さんに当社を知って頂く機会の創出に取り組んでまいります。


<個人部門>

NTT都市開発株式会社 開発本部 開発推進部 白土 桃子 様(ベストOB/OG賞)
この度はベストOB/OG賞をいただき、ありがとうございます。企業には様々な事業や職種があり、実際に働いてみないとわからないことが多くあると思います。そのため、自分自身の業務内容や働き方が、学生の皆さんのキャリア選択の参考になればという思いでOB/OG訪問をお受けしています。

実際にOB/OG訪問に対応した学生の方達から、「具体的な事業内容や社風を理解できた」「仕事の面白さや大変さを知れて、働くイメージを持つことができた」などの感想をビズリーチ・キャンパス上で頂き、非常にやりがいを感じています。また、学生の皆さんに仕事内容を伝えることで、自分自身のキャリアや、業務の目的を見つめ直すきっかけにも繋がっています。今後も、学生の皆さんが納得感のあるキャリア選択ができるよう、社会人の一例として、対話をさせて頂ければと存じます。

株式会社ビズリーチ 執行役員 新卒事業部 事業部長 小出 毅 コメント

株式会社ビズリーチ 執行役員 新卒事業部 事業部長 小出 毅

コロナ禍の状況下で対面での情報収集が難しいなか、キャリア選択のためにリアリティーのある情報を知りたいという学生のニーズは高まっています。オンラインOB/OG訪問が可能なビズリーチ・キャンパスでは、2022年卒業・修了予定の学生のOB/OG訪問依頼件数は、2021年卒業・修了の学生と比較して2倍※2となりました。加えて、OB/OG訪問を活用した学生の声として、「自分が働くイメージを持てた」「社員の雰囲気や考え方を知ることができ、意思決定に役立った」などの意見が寄せられました。

こうした学生のニーズを受けて、企業にも、コロナ禍でも学生が求める情報を届ける手段として、オンラインでのOB/OG訪問を活用する動きが出てきています。第1回となる「OB/OG AWARD」では、多くの人事担当者の方にお集まりいただき、企業の皆様からの強い関心があることを感じました。

ビズリーチ・キャンパスでは、OB/OG訪問を安心・安全にご活用いただけるよう、アプリ内のメッセージの24時間有人監視や、オンライン訪問時の録音・録画の取り組みなどを行っています。これからも学生が社会人との接点を持ち、働くことについて考えるきっかけを提供することを目指します。

※2:ビズリーチ・キャンパスにおける、2020年2月末と2021年2月末のOB/OG訪問依頼数を比較

「ビズリーチ・キャンパス」について

「ビズリーチ・キャンパス」は、学生とその学生が所属する大学・大学院のOB/OGや企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットフォームです。登録した学生は就職活動時期や学年などに関係なく、さまざまな業界で活躍する社会人から話を聞き、早期に就業観を醸成することが可能となります。学生は登録後、母校専用サイトのOB/OGのなかから、自分のバックグラウンドに似た先輩や、興味がある企業に在籍している先輩を見つけ、「話を聞きたい」ボタンを押してアプローチでき、OB/OGが承諾した場合にOB/OG訪問できます(オンラインでのOB/OG訪問も可能)。

なお、「ビズリーチ・キャンパス」はOB/OG訪問の依頼やビデオ通話の発信を学生に限定しています。また、安心してご利用いただけるよう、学生とOB/OGに許諾をとったうえで、ビズリーチ・キャンパス運営事務局が、サービス内のメッセージ等を24時間有人監視しています。

URL:https://br-campus.jp/


「ビズリーチ・キャンパス」サービス概要

配信地域 日本、アメリカ、カナダ
開校大学 国内44大学と海外留学生向けの専用サイトを開設(2021年6月末時点)
登録者数 大学生・大学院生 73,000名以上(2021年6月末時点)
OB/OG      49,000名以上(2021年6月末時点)
※学生登録数:開校大学以外も含む
※海外留学生:海外対象エリアの大学・大学院に通う海外正規留学生
公開日 2016年10月12日
利用料金 無料
※法人契約の場合は、「ビズリーチ・キャンパス」のサービス利用料が発生します

株式会社ビズリーチについて

「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。

Visionalについて

「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、事業承継M&A、物流DX、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。

URL:https://www.visional.inc/ja/index.html