2021年11月8日

株式会社ビズリーチ

即戦力人材の約7割が「官公庁の仕事に興味あり」
興味のある省庁の上位に「デジタル庁」「自治体」「経済産業省」 8割以上、官と民で人材が行き来する「リボルビングドア」がキャリア形成に有効

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐)が運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、ビズリーチ会員を対象に、官公庁への転職意欲に関するアンケート調査を実施しました(有効回答数:995件)。

その結果、68.5%が「官公庁の仕事に興味がある」と回答しました。また、今年、デジタル庁で民間人材を公募した際に話題となった、民間企業と官公庁との間で人材が行き来する「リボルビングドア(キャリアの回転ドア)」について、83.7%のビジネスパーソンがキャリア形成における有効性を感じていることが明らかになりました。官公庁の仕事に興味がある理由では、最も多かった「仕事を通じて社会貢献したいから(66.1%)」に続いて、「民間企業とは違う経験やスキルが身につくから(33.1%)」「新たな経験やスキルを得て、仕事の幅を広げたいから(31.8%)」などが挙がりました。今回の調査では、主体的なキャリア形成を意識して、官公庁の仕事に興味をもつビジネスパーソンが多いことがわかる結果となりました。

<アンケート結果>

Q.官公庁の仕事に興味はありますか。
Q.「リボルビングドア」型のキャリア形成に有効性を感じますか。
Q.官公庁の仕事に興味がある理由を具体的に教えてください。

興味のある省庁に「デジタル庁」「自治体」「経済産業省」

ビジネスパーソンに興味のある省庁について質問したところ「デジタル庁(32.5%)」「自治体(31.1%)」「経済産業省(29.7%)」が上位に挙がりました。また、具体的にどのような分野・領域に興味があるか質問したところ「デジタル化(39.8%)」が最も多く、「教育(33.7%)」「経済活性化(32.5%)」が続く結果となりました。また、71.7%のビジネスパーソンが「これまで取り組んできた経験を官公庁においても生かせると思う」と回答しており、民間企業で培った専門性が、政策や行政の変革に役立つと考えるビジネスパーソンが多いことが明らかになりました。

さらに、希望する雇用形態については、「正規職員(任期なし)(63.3%)」「副業・兼業(12.9%)」「任期付き職員(11.9%)」となりました。デジタル庁の民間人材活用をきっかけに、今後さらに官民の人材交流が増えると推測されます。

<アンケート結果>

ビジネスパーソンが、仕事に興味のある省庁ランキング
Q.ご自身がお勤めの会社(民間企業)で、これまで取り組んできた経験を官公庁においても生かせると思いますか。
Q.官公庁の仕事に関わる場合、どのような雇用形態を希望しますか。

「ビズリーチ 官公庁への転職意欲に関するアンケート」
対象:ビズリーチ会員
年代:20代2.5%、30代16.1%、40代33.7%、50代38.0%、60代以上9.8%
年収:600万円以下21.4%、600万~750万円 18.4%、750万~1,000万円 34.2%、1,000万~1,250万円 13.5%、1,250万円以上 12.6%
調査期間:2021年10月11日~2021年10月17日
有効回答数:995件
※回答率は端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
※本調査を引用される際には、「ビズリーチ調べ」と必ずご記載ください。

株式会社ビズリーチ 取締役副社長 ビズリーチ事業部 事業部長 酒井 哲也 コメント

ビズリーチ事業部 事業部長 酒井 哲也

今回のアンケート結果から、多くのビジネスパーソンが官公庁の仕事に興味を持ち、リボルビングドア型のキャリア形成が有効だと感じていることがわかりました。

ビズリーチではこれまで、内閣府様や経済産業省様、農林水産省様などの省庁をはじめ、全国の自治体様の採用をご支援させていただいており、ビズリーチ経由で転職された方や、副業・兼業で採用された方が、民間企業でのご経験をもとに活躍されています。そういった方々のなかには、民間企業では得難いスキルや経験を得るためなど、ご自身のキャリアの選択肢を広げることを目的とされていた方も多くいらっしゃいます。

アメリカなど海外では、既にリボルビングドアが浸透しています。日本でもデジタル庁の民間人材公募をきっかけに、民間企業から官公庁への一方通行だけでなく、官公庁で得た経験を、民間企業に戻って生かしていくビジネスパーソンが増えてくるのではないでしょうか。今後もビズリーチは、ビジネスプロフェッショナルの皆様が、官民を問わずに多様なキャリアを積むための選択肢と可能性を提供いたします。

即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について

ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者は、今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。

URL
求職者向け:https://www.bizreach.jp/
企業向け:https://bizreach.biz/service/bizreach/

株式会社ビズリーチについて

「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。

Visionalについて

「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、事業承継M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。

URL:https://www.visional.inc/ja/index.html