2021年12月1日

株式会社ビズリーチ

<ヘッドハンターに転職市場についてアンケート> 9割以上が2022年の中途採用「活性化」と予測 コロナ禍で「勤務地不問」の求人が急増。今後ビジネスパーソンの働き方の選択肢が広がる

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐 以下、当社)が運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、ビズリーチに登録するヘッドハンターを対象に、中途採用・転職活動に関するアンケート調査を実施しました(有効回答数:296)。その結果、9割以上が「2022年(1月から3月末まで)の中途採用市場は活性化する」と回答しました。

*ビズリーチには、当社独自の厳格な基準をクリアした、5,100人以上(2021年7月末時点)のヘッドハンターが登録しています。

Q.2022年(1月から3月末まで)の、企業の中途採用活動はどうなると思いますか?

2021年の求職者の傾向は、「在宅勤務」など柔軟な働き方の希望が増加。
ビズリーチにおける勤務地不問の求人はコロナ禍前の約13倍に増加し、働き方の選択肢が広がる

2021年に求職者から寄せられた相談としては、「会社の将来に不安がある」(67.8%)が最も多く、次いで「より専門性の高い仕事をしたい」(39.9%)、「より裁量権のある仕事がしたい」(36.2%)が挙げられました。また、転職や求職者の傾向に関する質問では、7割以上が「在宅勤務を希望する求職者が増えた」と回答しており、コロナ禍の状況下でリモートワークが広がったことにより、柔軟な働き方へのニーズが高まっていることがうかがえます。

ビズリーチにおける求人においても、「勤務地を問わない求人」が増加傾向にあります。20年2月末から21年6月末までの間で13.2倍になるなど、即戦力人材を求める動きが全国で加速しているといえます。福岡県の企業が埼玉県在住の即戦力人材を採用したり、山形県の企業が神奈川県在住の即戦力人材を採用したりするなど、転居不要の転職事例が増えてきており、今後ビジネスパーソンのキャリアの選択肢はますます多様化していくと予想されます。

Q.2021年を振り返って、求職者からの相談は、どのような内容が多かったですか?
Q.2021年を振り返って、特に感じた転職や求職者の傾向は?
【参考】企業が「勤務地を問わない求人」で即戦力人材を求める動きが広がる

2022年に転職成功すると感じる求職者の特徴は「自己理解」と「自身の市場価値の客観的な把握」

2022年に転職成功すると感じる求職者の特徴について質問したところ、「自己理解(自分の強みややりたいことの言語化)ができている」や「自身の市場価値を客観的に把握している」などが挙げられました。

また、コロナ禍の状況下でリモートワークやオンライン面接が定着し、以前よりも気軽に転職活動を始められるため、ヘッドハンターからは「自身のキャリアの棚卸しを兼ねて、ヘッドハンターと自らのキャリアの選択肢について一度話すことも有効」などのアドバイスが寄せられました。

Q. 来年、転職に成功すると感じる求職者の特徴をお聞かせください。(フリー回答)

  • スキルと市場価値の理解にギャップがない方。
  • 自身の市場価値を把握したうえで、希望や改善したい点の棚卸しができている方。
  • 自身の強みや希望をきちんと言語化できており、マーケットの状況を客観的に理解できている方。
  • 成功実績を持ちつつ新たな分野に飛び込める方。

Q. 求職者へのアドバイスをお願いします。(フリー回答)

  • これまでの雇用条件に加え、昨今は個人の価値観が変化してきたため、働き方を考え始める方が増えました。多様性に加えて、個人の働き方にフォーカスしていくことが重要になってきたので、「雇用条件×働き方」という点で、人材要件を検討したり転職先を検討したりしていくのがよいと思います。
  • リモートワーク、オンライン面接も定着し、以前よりも活発に、気軽に活動できる状況ですので、この機にキャリアの棚卸しを兼ねて動いてみるのもよいかと思います。
  • コロナ禍の影響により、多くの人の働き方に大きな改革があったと思います。ぜひそれを受け入れ、次に自分が(または会社として)何ができるかを考え、できればそれをビジネスチャンスとして前向きに捉えて行動に移していただければと思います。
  • 受動的では市場の変化に対応しづらい状況です。能動的に動くためのきっかけや方法を支援させていただきます。

調査概要「ビズリーチ ヘッドハンターへの中途採用・転職支援に関するアンケート」
対象:ビズリーチに登録するヘッドハンター
調査名:2021年10月 中途採用・転職支援に関するアンケート
回答期間:2021年10月13日~2021年10月19日 有効回答数:296名
※回答率は端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
※本調査を引用される際には、「ビズリーチ調べ」と必ずご記載ください。

株式会社ビズリーチ 取締役副社長 ビズリーチ事業部 事業部長 酒井 哲也 コメント

ビズリーチ事業部 事業部長 酒井 哲也

今回の調査では、9割以上のヘッドハンターの方が、2022年(1月から3月末まで)の中途採用は活性化すると回答しています。コロナ禍の状況下で働き方の多様性が広がっており、来年以降もその傾向は続くことが想定されます。ビズリーチにおいても、勤務地を問わず優秀な人材を求める企業様が増えています。ビジネスパーソンの方々にとっても、勤務エリアや雇用条件などを広げることは、ご自身のキャリアの選択肢を広げることにつながるのではないでしょうか。
欧米のビジネスプロフェッショナルの間では、「ビジネスで成功する条件として、優秀な弁護士、医者、ヘッドハンターを助言者として得ること」と言われるほど、ヘッドハンターとの付き合いを通じて、自分の客観的な市場価値や市場動向を確認することが一般化しています。そのためには、自分自身を知る「キャリアの健康診断」が必要です。転職市場における自身の価値を把握し、ご自身の働き方の選択肢を柔軟に見直すために、中長期的に付き合えるヘッドハンターを探してみてはいかがでしょうか。

ビズリーチでは、今後も、ヘッドハンターの皆様のお力添えをいただきながら、ビジネスプロフェッショナルのキャリアの選択肢と可能性を広げるご支援ができるよう、努めてまいります。

即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について

ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も、今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。

URL
求職者向け:https://www.bizreach.jp/
企業向け:https://bizreach.biz/service/bizreach/

株式会社ビズリーチについて

「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。

Visionalについて

「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、事業承継M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。

URL:https://www.visional.inc/ja/index.html