2022年2月22日
株式会社ビズリーチ
渋谷区、「部活動」を学校から地域に移行
改革プロジェクトを推進する最高執行責任者を、ビズリーチで公募
~文科省の方針を受けて、自治体発の「地域クラブ化」を目指す~
Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐)が運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、渋谷区の中学生を対象にした「部活動改革」プロジェクト推進のため、本日より、一般社団法人渋谷ユナイテッド(所在地:東京都渋谷区/代表理事:豊岡弘敏 以下、渋谷ユナイテッド)の最高執行責任者(事務局長)を公募します。
公募ページURL: https://www.bizreach.jp/job-feed/public-advertising/ng635yq/
文科省、持続可能な部活動運営のため、休日の部活動を「学校から地域に移行」
渋谷区は全国に先駆けて「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」を開始
全国の中学校の部活動は、長時間勤務など、教師の負荷の要因になっていることから、教育現場だけで担うことが難しくなっています。持続可能な部活動運営と教師の負担軽減の両方を実現できる改革が必要であることを受けて、文部科学省は、令和5年度以降に、休日の中学校の部活動運営を、段階的に地域に移行させる方針を示しました。
そこで、渋谷区では、全国に先駆けて、「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」を立ち上げました。また、区内の中学校の実態調査や、学区域を超えた合同部活動を導入するなかで、子どもたちの思いや要望を反映させるためには、地域単位でスポーツ・文化活動を楽しめる組織が必要と考え、2021年10月に渋谷ユナイテッドを設立しました。
部活動改革の先に、全世代がスポーツ等を楽しめる「地域クラブ経営モデル」を目指す
渋谷ユナイテッドでは、まずは、子どもたちのニーズに即した既存の部活動を継続し、それらを地域に移行するシステムを作りながら、新たな部活動の開発にも取り組む予定です。具体的には、区にゆかりがある企業・団体と連携して、9種目の部活動で生徒への専門的な指導体制を整えたり、「部活動マネージャー」という運営人材を配置したりして、教師の負担を軽減する取り組みを進めていきます。
そして、これらの部活動支援事業を持続的に運営するために、渋谷区のまちに点在する人的ネットワーク、スポーツ施設等のリソースを生かしながら、全世代・多種目の総合型地域クラブ運営を見据えた活動に取り組む予定です。
自主財源での「地域クラブ経営」の基盤づくりのため、経営に精通したプロ人材を公募
渋谷区が目指す「地域クラブ経営モデル」を実現するためには、行政のノウハウだけではなく、スポンサーセールスを含めた自主財源の確保など、クラブ経営の基盤づくりが必要です。しかし、現状は教育や行政関連の職員が中心となっており、経営面に長けた専門人材がいません。
そこでこのたび、渋谷ユナイテッドはビズリーチで渋谷区の「部活動改革」プロジェクトを推進する最高執行責任者(事務局長)を公募します。経営等の知見を生かし、自主財源で運営していくためのビジネスモデルの企画立案から実行までを担っていただくことで、渋谷区に関わる全世代の方々が、生涯にわたってスポーツや文化活動に親しめる「総合型地域クラブ」の実現を目指します。
公募概要
- 募集期間:2022年2月22日~2022年3月21日
- 応募方法:「ビズリーチ」のサイトから応募
- 公募ページURL:https://www.bizreach.jp/job-feed/public-advertising/ng635yq/
- 募集ポジション
募集職種名 | 事務局長/渋谷区のスポーツ・文化振興を推進する最高執行責任者 |
---|---|
募集団体 | 一般社団法人渋谷ユナイテッド |
業務内容 |
|
応募資格 |
|
募集人数 | 1名 |
勤務地 | 東京都 |
勤務時間 | 週5日 |
給与等 | 年収:約900万円(年俸制:750,000円/月) |
渋谷区長 長谷部 健 氏 コメント
渋谷ユナイテッドは、渋谷区が全国に先駆けて立ち上げた「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」を推進するために、部活動の地域移行を視野に設立された一般社団法人です。渋谷区の持つ多様なリソースを活用しながら、あらゆる世代に愛される総合型地域クラブへの発展を目指しています。
こうしたビジョンを達成し、子どもたちや渋谷区に関わる多くの方々にとって魅力的なクラブとするためには、従来の行政のノウハウや資金援助に頼らず、スポーツクラブや企業経営等の手法、ノウハウを取り込んだ新しい事業モデルが必要となっています。
学校、地域、民間事業者など官・民の多様な人々とのコラボレーションによる安定したクラブ経営を実現するため、熱意を持って取り組める方を求めています。都市型スポーツ・文化振興の新たなモデルづくりに、一緒にチャレンジしてみませんか。
株式会社ビズリーチ 取締役副社長 ビズリーチ事業部 事業部長 酒井 哲也 コメント
ビズリーチはこれまで、自治体や省庁の人材公募を通じて、プロフェッショナル人材の皆様に新たなキャリアの機会を提供してまいりました。今回の公募では、渋谷区の部活動改革を推進するため、事務局長というポジションで経営経験が豊富なプロ人材を募集します。
部活動改革は現在、教育界にとどまらず、社会の課題解決に向けた取り組みとして注目を集めています。そうしたなかで、本ポジションは経営人材の方々にとって、官・民の多様な方々とのコラボレーションによるネットワーク構築や、「部活動改革の渋谷モデル」の実現という実績にもつながるのではないかと考えています。
ビズリーチでは今後も、プロフェッショナル人材の皆様が、社会の最前線で活躍し、多様なキャリアを形成するための選択肢と可能性を提供いたします。
一般社団法人渋谷ユナイテッドについて
渋谷区が設立した一般社団法人渋谷ユナイテッドは、誰もが生涯を通じてスポーツおよび文化活動に親しみ、心と体の健康づくり、生きがいづくりを推進していくことを目指しています。
「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」の推進組織として、令和3年10月の設立後、11月から9種目の試行事業をスタートしています。部活動の地域移行、総合型地域クラブの創設を実現します。
即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について
ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。
URL
求職者向け:https://www.bizreach.jp/
企業向け:https://bizreach.biz/service/bizreach/
株式会社ビズリーチについて
「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
Visionalについて
「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、事業承継M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。