2022年5月30日
株式会社ビズリーチ
国際物流を担う愛知海運、人事DX推進のため
人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」を導入
~従業員情報の可視化、各種申請・承認フローのデジタル化で業務工数を大幅削減~
Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐)が運営する人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」は、港湾運送事業、国際物流事業などを運営する愛知海運株式会社(所在地:名古屋市港区/代表取締役社長:原弘三 以下、愛知海運)に導入されたことをお知らせします。
- 社名:愛知海運株式会社
- 事業内容:港湾運送事業、倉庫業、国際物流などの総合物流
- 設立:昭和18年3月
- 従業員数:443名
- URL:https://www.aikai.co.jp/
<導入背景>
愛知海運は、2022年3月に新本社へ移転
生産性の高い組織を目指すために、全社でペーパーレス・デジタル化を推進
愛知海運は工業製品の輸送や大型バルク船での原料や燃料の荷役作業など、日本の産業に欠かせないさまざまな物流を担っています。国際物流を展開し、国内18拠点、グローバル6拠点にまで組織を拡大しています。愛知海運は、生産性の高い組織を目指し、2022年3月の新本社への移転を機に、業務のペーパーレス化、デジタル化を推進してきました。それに伴い、船舶のスケジュール管理をホワイトボードから大型モニターへ変更し、各会議室にWeb会議対応の機器を設置するなど、ICT機器を積極的に導入しています。
また、従業員には顧客課題に応じて、サプライチェーン全体を見据えた新たな物流のあり方を提案できる人材の育成を目指し、1on1ミーティングの実施や、教育・研修、経営者目線の考え方を養う若手社員による青年役員会「ミドルボード」など、さまざまな人事施策に取り組んでいます。
そのようななか、人事業務においても業務効率化の推進や、従業員一人一人の活躍支援のために、従業員情報を可視化した情報基盤の整備が必要でした。しかし、従業員情報の管理は、紙の書類での申請や表計算ソフトの使用が中心で管理業務が煩雑となっていました。
HRMOSタレントマネジメントを導入し、人事DXを推進
「通関士」などの資格情報の申請・承認フロー完了を1日に短縮
そこで、愛知海運は人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」を導入し、従業員情報の管理や各種申請・承認フローなどの、人事業務のデジタル化に取り組みました。
愛知海運では、部署の役割に応じて「通関士」などの有資格者を配置するため、正確な資格情報の管理が必要です。これまでは、資格取得の申請・更新から承認までのフローを紙の書類で行っていたため、最新情報の取得に時間がかかるうえ、管理が煩雑になっていました。これらの申請・承認フローに数日~1週間かかっていたものが、HRMOSタレントマネジメントの導入により、1日で完了でき、従業員情報に関連づけて正確に管理することが可能になりました。そのほかにも、HRMOSタレントマネジメントの導入により、研修履歴の管理等のデジタル化、入社処理や通勤届の申請・承認フローの効率化、人事領域のDXによる業務工数の削減につなげています。
<HRMOSタレントマネジメント:資格管理のイメージ画面>
さらに今後、愛知海運は人事業務の効率化だけではなく、人事評価・目標設定などにもHRMOSタレントマネジメントを活用することで、従業員一人一人が自身の成長を描き、活躍できるように支援していきます。
人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズについて
人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズは、採用から入社後の活躍までの人事業務支援と従業員情報の一元化・可視化により、エビデンスに基づいた人財活用を実現するサービスです。HRMOSシリーズの一つである、人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」は、従業員データベースを中心に、目標・評価管理、1on1支援、組織診断サーベイなどの機能を提供しています。「HRMOS採用」と「HRMOSタレントマネジメント」を連携させることにより、採用の選考時から入社後の活躍まで従業員情報を一気通貫で活用できます。企業の人事は、「HRMOS」シリーズにより従業員一人一人の多面的なデータを可視化し、適切な人材登用・人材配置へ生かすことができます。
株式会社ビズリーチについて
「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
Visionalについて
「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、事業承継M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。