2022年7月29日
株式会社ビズリーチ
ビズリーチ・キャンパスが「OB/OG AWARD 2022」を開催
旭化成、ソニー、NRIなどが受賞
~大学生に向けてOB/OG訪問を推進した企業6社を表彰~
Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営する、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、2022年7月28日に「OB/OG AWARD 2022」を開催しました。
「ビズリーチ・キャンパス」では、学生の早期からのキャリア観醸成を支援するために、さまざまな業界で活躍する社会人の先輩から話を聞ける機会を提供できるよう、企業のOB/OG訪問活用を推進しています。第2回となる本アワードでは、新卒採用活動のためにOB/OG訪問を推進した企業6社を表彰し、企業担当者や大学関係者などが参加しました。
「OB/OG AWARD 2022」受賞企業一覧(順不同)
カルチャー賞 (学生のキャリア選択のために、新たにOB/OG訪問文化を創りあげた企業を表彰) |
グランプリ | 旭化成株式会社 |
準グランプリ | 株式会社あおぞら銀行 | |
ストラクチャー賞 (学生のキャリア選択のために、社員の協力体制を仕組み化した企業を表彰) |
グランプリ | ソニーグループ |
準グランプリ | KDDI株式会社 | |
バリュー賞 (学生のキャリア選択のために、OB/OG訪問を通じて新たな機会を創出した企業を表彰) |
グランプリ | 株式会社野村総合研究所 |
準グランプリ | 株式会社電通 |
※審査基準:ビズリーチ・キャンパスに登録する2023年卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象にした各社のOB/OG訪問への取り組み内容をもとに総合的に判断
「OB/OG AWARD」について
学生のニーズを受けて、企業の新卒採用活動においても、OB/OG訪問を通じて仕事内容や社風などを伝える動きが広がっています。その一方で、企業がOB/OG訪問を推進するうえでの課題として、社員の協力体制の構築や安全性・透明性の確保などが挙げられています。そこで「OB/OG AWARD」では、OB/OG訪問文化の醸成を目指し、ビズリーチ・キャンパスを公認のOB/OG訪問サービスとして利用する企業を対象に表彰しています。
なお、ビズリーチ・キャンパスでは、OB/OG訪問を安心・安全にご活用いただけるよう、アプリ内のメッセージの24時間有人監視や、オンライン訪問時の録音・録画の取り組みなどを行っています。
受賞コメント(グランプリ3社)
- 旭化成株式会社(カルチャー賞)
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表彰理由:
同社は、「事務系職種に興味・関心を持つ学生に対して、社員を通じてリアルなキャリアをイメージしてほしい」と考え、2021年1月よりビズリーチ・キャンパスの導入を開始しました。世界中で働く事務系総合職社員の約3分の1(約500名/20代~50代)の幅広い年齢・職種の社員が登録しています。このように、学生に対して幅広いロールモデルを提供する文化づくりに取り組まれたことを表彰します。 -
受賞コメント:
当社は、マテリアル・住宅・ヘルスケアの3つの事業領域で様々な製品・サービスを展開しています。新卒採用では例年、事務系総合職40名程度を採用していますが、事業領域や職種が多岐にわたるため、業務内容やキャリアについての包括的な情報提供に課題を感じていました。そのため、応募制により年齢やキャリアの異なる有志社員を募り、等身大の旭化成を知ってもらう機会を提供しました。その結果、2023年卒業・修了予定の学生では900名を超える方から1,500件以上のOB/OG訪問依頼を受け付けました。今後は、OB/OG訪問を通じた社員同士の繋がりを創出するなどして、より全社を挙げた活動にしていきたいと考えています。 - ソニーグループ(ストラクチャー賞)
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表彰理由:
同社は「Special You, Diverse Sony」を掲げ、人材の多様性を通じて新たな価値が⽣まれる場づくりを大切にされています。昨今、ダイバーシティの観点で課題となっているのが理系分野における女性の雇用・登用です。同社は理系学部出身の女性社員が多く活躍していることから、理系出身の女性社員約100名がビズリーチ・キャンパスに登録しています。その人数は昨年比で2倍となっています。各学生のニーズに合わせた質の高い情報提供の取り組みを表彰します。 -
受賞コメント:
当社は、さまざまな理系学部出身の女性社員が活躍していることから、社員を通じたキャリア選択支援に取り組んでいます。2023年卒業・修了予定の学生のOB/OG訪問依頼件数は昨対比2.7倍へと増加しており、理系女性のキャリアを知りたいというニーズに応えるための体制づくりを強化している最中です。また、ビズリーチ・キャンパスを活用して、学部学科別(化学・建築土木・農学・数学)の座談会を積極的に開催しています。今後は、幅広い学生のニーズに合わせて、登録してもらう社員の多様性を広げていく予定です。 - 株式会社野村総合研究所(バリュー賞)
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表彰理由:
同社は、学生に対して「リアリズムに即して企業の姿を明示すること」を目的に、公式サイトやセミナーを通じてリアルな企業情報を開示しています。その一環として、2020年8月よりビズリーチ・キャンパスの公認利用を開始し、学生への情報提供の機会を創出してきました。登録社員300名に対してOB/OG訪問依頼の承諾件数は約1,400件(2023年卒業・修了予定の学生)となっています。また新たな取り組みとして、OB/OG訪問に協力する社員にアンケート調査を実施し、その結果をもとに社員と学生にとってよい場づくりを検討されています。このような、協力する社員にとっても学生への価値提供が有意義になるよう取り組んでいる点を表彰します。 -
受賞コメント:
当社は、RJP(Realistic Job Preview)の採用方針に則り、業界や自社に関する理解を通してより良いキャリア選択をしてほしいと考えています。そのために、経営コンサルティングとITソリューションの幅広い事業領域の社員に登録してもらい、OB/OG訪問を通じて学生にありのままのNRIを伝えています。また、登録社員を対象にアンケート調査を実施したところ、採用活動への参画により自社へのエンゲージメントが高まることが分かりました。例えば、約7割が「OB/OG訪問を通じて自社で働く意義や仕事のやりがいを再確認できた」と回答しています。これらの調査結果を社内へフィードバックすることで、採用活動へ前向きとなる風土を醸成し、今後も全社一丸となって取り組んでまいります。
株式会社ビズリーチ 執行役員 新卒事業部 事業部長 小出 毅 コメント
キャリアに対する学生の関心が高まったり、コロナ禍の影響でハイブリッドでの就職活動が主流となったりするなかで、企業で働く社員を通じて早期から仕事内容や社風を知りたいという学生のニーズが高まっています。そのニーズに応えるものの一つがOB/OG訪問です。ビズリーチ・キャンパスの2023年卒業・修了予定の学生における一人あたりのOB/OG訪問依頼件数は2022年卒業・修了予定の学生と比較すると約1.3倍に伸長しています。
こうした学生のニーズを受けて、企業側の情報提供のあり方も変化しています。第2回となる「OB/OG AWARD 2022」では、OB/OG訪問で個別性を持たせた場を提供したり、OB/OG訪問を内定後の配属先面談にも活用したりする事例をご紹介いただいきました。また今回は、企業の人事担当者の方だけでなく大学関係者の皆様にもご参加いただき、さまざまなステークホルダーがOB/OG訪問の方法や活用に強い関心があることを感じました。
ビズリーチ・キャンパスは、サービスを通じて、さまざまなステークホルダーが学生と社会の架け橋となる機会を提供し、学生が「意思あるキャリア選択」ができるよう支援してまいります。
OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」について
「ビズリーチ・キャンパス」は、学生とその学生が所属する大学・大学院のOB/OGや企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットフォームです。学生は登録後、母校専用サイトのOB/OGのなかから、自分のバックグラウンドに似た先輩や、興味がある企業に在籍している先輩を見つけ、「話を聞きたい」ボタンを押してアプローチでき、OB/OGが承諾した場合にOB/OG訪問できます(オンラインOB/OG訪問機能を提供)。これにより、学生は就職活動時期や学年などに関係なく、さまざまな業界で活躍する社会人から話を聞き、早期に就業観を醸成することが可能となります。
また、学生の皆様に安心・安全にご活用いただくための対策を実施しています。(1)OB/OG訪問の依頼やビデオ通話の発信を学生に限定(2)OB/OGには企業公認とボランティアの2種類があり、ボランティアOB/OGが対応できるのは原則的にオンラインOB/OG訪問のみ(3)アプリ内のメッセージを運営事務局で24時間有人監視し、目的外利用があった場合には注意喚起やアカウント停止などの対応を実施。
配信地域 | 日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア |
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開校大学 | 国内43大学と海外留学生向けの専用サイトを開設(2022年6月末時点) |
登録者数 | 大学生・大学院生 89,000名以上(2022年6月末時点) OB/OG 59,000名以上(2022年6月末時点) |
公開日 | 2016年10月12日 |
利用料金 |
無料 ※法人契約の場合は、サービス利用料が発生します |
株式会社ビズリーチについて
「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
Visionalについて
「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。