2023年7月10日

株式会社ビズリーチ
専修大学

専修大学と「ビズリーチ・キャンパス」が提携
学生と、後輩のキャリア形成を支援する卒業生を結ぶ
新たな環境を整備 〜卒業生の名簿管理をデジタル化することで、最新情報に基づいたOB/OG訪問が可能に〜

株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、専修大学(所在地:東京都千代田区/学長:佐々木重人)と提携し、学生と後輩のキャリア形成を支援する卒業生を結ぶ環境を整備します。本提携では、専修大学が「ビズリーチ・キャンパス for 専修大学」を公式に導入し、卒業生の名簿管理をデジタル化することで、全学生の最新の卒業生情報に基づいたOB/OG訪問が可能となります。

専修大学と「ビズリーチ・キャンパス」が提携

専修大学、コロナ禍の本格化以降キャリアセンターのDXを推進
OB/OG訪問における、卒業生の情報更新・管理が課題に

専修大学は現在、独自の就職支援システムでOB/OG訪問が依頼できる環境を学生に提供しています。しかし、その環境に必要な「卒業生の在職名簿」について、提供企業数の減少や各企業におけるOB/OG訪問ルールの変更などにより、適切な情報を保持することが困難な状況となっていました。

一方で学生にとってのOB/OG訪問は、興味のある業界や企業で働いている卒業生から、ホームページや説明会では知ることができない情報を直接聞ける貴重な機会であり、自身のキャリア形成のための有効な手段 となることからニーズも高く、その環境整備は喫緊の課題となっていました。

最新の卒業生の情報に基づき、訪問依頼ができる
OB/OG訪問サービス「ビズリーチ・キャンパス for 専修大学」を導入

そこでこのたび、専修大学は、OB/OG訪問サービスとして「ビズリーチ・キャンパス for 専修大学」を公式に導入し、卒業生情報が常に最新に更新される仕組みを構築します。これにより、「学生」と「後輩のキャリア形成を支援する卒業生」を結ぶ環境を整備します。

ビズリーチ・キャンパスは、大学ごとに学生と卒業生がオンラインでOB/OG訪問できる環境を提供していることが特徴で、登録する卒業生は、自身のプロフィールページを作成し、転職等により経歴が変わっても卒業生自身が最新の情報を登録できます。これにより、キャリア形成支援課がこれまで対応していた、OB/OGの在籍確認の工数を大幅に削減します。それだけではなく、学生は最新の卒業生情報を閲覧したうえで、ビズリーチ・キャンパスのアプリからOB/OG訪問依頼ができ、学生自身の志向性に合った卒業生との接点を増やせます。

また、ビズリーチ・キャンパスは本提携に先駆けて、専修大学で展開するゼミナール等と連携した就活講座を開催しており、今後は、OB/OG訪問サービスだけではなく、専修大学のキャリア形成支援に関する企画や運営にも携わっていく予定です。

専修大学 キャリアセンター事務部 部長 閑念 文博 コメント

本学では「OB/OG訪問」を積極的かつ安全に行える就職活動支援体制整備の一環として、「ビズリーチ・キャンパス for 専修大学」を導入させていただくことになりました。

これまでも学内システムで卒業生の在職情報管理や協力的な卒業生による「OB/OGネットワーク」の構築を進めてまいりましたが、個人情報保護の観点などからそれらの情報更新が困難になり、有効活用できていないことが大きな課題でした。

「ビズリーチ・キャンパス for 専修大学」の活用により、常に最新の情報を基にOB/OG訪問の依頼から実施までオンラインで完結できることになり、就職活動支援体制整備の観点から非常に有効であると判断しました。

また、有人監視等の安心・安全対策に取り組んでいる点もその判断を大きく後押ししました。
今後は就職活動中の学生はもちろんのこと、低学年次生に対してもキャリア教育・支援の一環として積極的な利用を促したいと考えています。

本学キャリアセンター事務部は「ビズリーチ・キャンパス for 専修大学」と共に、当部の方針である「学生の『個』を尊重した支援」をより一層充実させてまいります。

株式会社ビズリーチ 新卒事業部 事業部長 藤田 拓秀 コメント

当社が運営するOB/OG訪問サービス「ビズリーチ・キャンパス」は、大学のキャリアセンターが紙などで個別対応していた、卒業生名簿の管理やOB/OG訪問の申請・更新業務をデジタル化することで、大幅に業務負荷を軽減できます。また、ビズリーチ・キャンパスは、基本的にオンラインでOB/OG訪問が完結し、学生とOB/OGのメッセージのやりとりを24時間有人監視する等、安心・安全の対策にも力を入れています。

このたび、専修大学様にこれらの点をご評価いただき、当社との提携およびビズリーチ・キャンパスの導入に至りました。ビズリーチ・キャンパスを通じて、専修大学様と就職活動支援体制の強化に向けた取り組みを開始できますことを大変光栄に思います。

今後、キャリアが多様化するなか、卒業生の最新の状況を把握したうえでOB/OG訪問を実施できることは、学生にとっても、就職活動や今後のキャリアを考える際、非常に重要な機会になると考えています。当社は、ビズリーチ・キャンパスを通じて、専修大学様の「学生の『個』を尊重した支援」の実現に向けて取り組んでまいります。

専修大学について

専修大学の4人の創立者(相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、駒井重格)は明治維新後、国費や藩費で留学し、アメリカで出会いました。帰国後、新しい時代を担う人材を育てようと、1880(明治13)年、専修大学の前身となる「専修学校」を創立しました。日本で初めて日本語で経済学と法律学を学べる高等教育機関の誕生でした。

現在は8学部20学科を擁し、建学の精神「社会に対する報恩奉仕」を現代的に捉え直した21世紀ビジョン「社会知性の開発」を教育目標に掲げ、大学で身に付けた知識や技能を社会の諸課題の解決のために活用できる人材の育成に努めています。

URL: https://www.senshu-u.ac.jp/

OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」について

「ビズリーチ・キャンパス」は、学生と、その学生が所属する大学・大学院所属の内定者やOB/OG、企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットフォームです。

主な特徴は以下の3点です。

  1. オンラインOB/OG訪問がサービス内で完結:内定者・OB/OGの検索・訪問依頼から、OB/OG訪問(ビデオ通話)までをサービス内で実施できます。
  2. 大学ごとにサービスを提供:大学ごとの専用サイトで、出身学部やサークルなどの共通点からも先輩を探せます。
  3. 学年を問わず通年で利用可能:学年や時期を問わず、さまざまな業界で活躍する社会人から話を聞き、早期に就業観を醸成できます。

また、学生の皆様に安心・安全にご活用いただくための対策に注力しています。主な対策は以下の3点です。

  1. OB/OG訪問の依頼やビデオ通話の発信を学生起点に制限。
  2. ボランティアOB/OGは原則オンライン訪問のみに制限(OB/OGには企業公認とボランティアの2種類があります)。
  3. サービス内のメッセージを運営事務局が24時間有人監視し、目的外利用があった場合は注意喚起やアカウント停止などの対応を実施。

URL:https://br-campus.jp/

配信地域 日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア
開校大学 国内49大学と海外留学生向けの専用サイトを開設(2023年3月末時点)
登録者数 大学生・大学院生 165,000名以上(2023年5月末時点)
OB/OG      73,000名以上(2023年5月末時点)
公開日 2016年10月12日
利用料金 無料
※法人契約の場合は、サービス利用料が発生します

株式会社ビズリーチについて

「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開するVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。