2024年9月19日

株式会社ビズリーチ

人口約300人の東京都利島村、ビズリーチで教育長を採用
463名の応募者から教育改革を推進するプロ人材1名が決定

株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也 以下、当社)が運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」と、東京都の離島・利島村(としまむら)は、現職の教育長の後任を、2024年4月16日から5月13日まで公募しました※1。全国の自治体において、民間の転職サイトを活用して教育長を公募するのは今回が初めてでした。

その結果、463名の応募のなかから、教育現場と行政の双方で教育改革を進めたご経験のある三室哲哉氏が採用されたことをお知らせします。

三室氏は、2024年9月の利島村議会の同意を経て、10月1日付で利島村教育委員会教育長に就任することが決まっています。

※1 https://www.bizreach.jp/job-feed/public-advertising/3w2rtz4/

東京都離島の教育改革実現に向け、「教育長」をビズリーチで採用

利島村教育委員会 次期教育長 三室 哲哉 氏 コメント

このたび、多くの応募者のなかから採用していただき、誠にありがとうございます。

今回の募集は、利島村の約300人という人口、30人前後という児童生徒数、そして1校という学校規模だからこそ実現できる改革のスピード感や、教育の本質に迫れる教育環境があるのではないかと、大変魅力に感じました。現職の仕事も充実しており、さまざまなプロジェクトも進行中でしたので迷いもありましたが、「教育長」という想像もしていなかった仕事に就けること、さらに島の歴史を作っていく一員になれることを考えたときに、迷いはなくなりこのチャンスをつかみたいと思い、応募に至りました。

弟子丸知樹現教育長が進めてこられた改革を継続しながら、自分自身の経験を加えて、これからの世の中で活躍できる人材が育つ、最高の環境を整えたいと思います。そのためにも、多くの方と丁寧に対話を重ねて、思いを共有しながら進めていきたいと考えています。

利島村とともに成長し、利島村に貢献できるよう全力を尽くす所存です。

<経歴>
1997年から神奈川県の私立中高一貫校に25年勤務。教員業務の傍らICT教育などの教育改革を推進し、勤務先の学校がApple Distinguished School(Appleが認定する革新的な教育機関)※2の認定校に選出される。2022年に、教育の新たな仕組み作りを目指し、教育行政へ挑戦することを決意し、奈良県生駒市の教育委員会事務局に教育改革担当として転職。その後、教育DXの推進、教育系ネットワークの更新、教育大綱の策定、小中一貫校の設立の推進、授業改善支援、働き方改革推進、キャリア教育推進、公民連携事業の企画立案と推進など、教育行政職として幅広く教育改革を実行。直近の2024年度は教育政策室長を務め、奈良県域学校教育DX推進連携協議会の戦略コア会議メンバーとしても活動していた。

※2 世界37カ国で889校が認定(2024年8月現在)。詳細はこちら

利島村教育委員会 教育長(現職) 弟子丸 知樹 氏 コメント

予想をはるかに超える多くの方にご応募いただき、改めて御礼申し上げます。離島の教育長をビズリーチ様のお力添えで公募するという前例のないチャレンジを経て、利島村の教育長のバトンを、教育に関する豊富な経験と高い専門性を持つ三室哲哉新教育長に渡せてうれしく思います。

利島村では島民参加型で新たな教育大綱「“人づくりが島づくり”大綱」を策定しましたが、実行フェーズの最中です。三室新教育長のお力で、全国の離島をリードする義務教育学校づくりや島民全員に学びが広がる一体感のある島づくりに向け、具体的な取り組みをさらに進めていただけることを楽しみにしています。

小規模自治体の教育長は、教育委員会の責任者でありながら教育現場に近くてスピーディーな意思決定ができる、やりがいと可能性にあふれる仕事です。今回の取り組みが、他の自治体にとって教育行政活性化のヒントになればうれしいです。

株式会社ビズリーチ みらい投資プロジェクト主宰 加瀬澤 良年 コメント

このたび、東京都利島村様の教育改革を推進する「教育長」の採用成功にお力添えができ、大変うれしく思います。

今回の公募は、教育長という専門性の高いポジションかつ離島への移住が必須条件であったにもかかわらず、教育業界従事者だけでなく、ビジネスとして教育に関わられている方など予想を上回る数のご応募をいただきました。この結果から、多くの方が教育に関わる仕事に関心をお持ちであることがわかりました。

学校をはじめとした教育現場を支える機能を持つ教育委員会の人手不足は全国的な課題となっていますが、今回の事例が人手不足に悩む全国の自治体の先進事例となれば幸いです。

本取り組みは、当社のSDGs達成に向けたサステナビリティプログラム「みらい投資プロジェクト」の一環であり、特にプロフェッショナル人材の力を必要とする領域を中心に、社会の課題解決を通じてより良い未来の実現を目指すものです。今後もビズリーチは、プロフェッショナル人材の教育分野への関与を推進し、未来のプロ人材の育成や、未来のプロ人材が活躍する場の創造を目指します。

即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について

ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。

URL
求職者向け:https://www.bizreach.jp/
企業向け:https://bizreach.biz/service/bizreach/

株式会社ビズリーチについて

「キャリアに、選択肢と可能性を」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開するVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。