2024年7月11日
株式会社ビズリーチ
「HRMOS採用」の内定者情報から入社書類の自動作成が可能に※1 「HRMOS(ハーモス)労務給与」を提供開始 ~HRMOS採用との自動連携で、入社手続き業務を大幅軽減~
株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営する、「HRMOS(ハーモス)」シリーズは、労務・給与システム「HRMOS労務給与」を提供開始しました。
HRMOS労務給与は、HRMOSシリーズの従業員データベースを基盤として、採用管理や目標・評価管理、勤怠管理といったシリーズ内のさまざまなサービス・各機能とシームレスなデータ連携を図ることで、労務給与の業務効率化の実現を目指します。
なお、これまでは労務・給与システムを「HRMOS人事給与」として提供していましたが、本日よりサービス名を「HRMOS労務給与」に変更しました。
人材の流動化によりキャリア採用が増えるなか、負担が増す入社手続き。HRMOS採用上の内定者情報を活用した雇用契約書の自動作成※1・社会保険手続き書類の電子申請機能の実装で、業務効率化を実現
企業の2024年度の採用計画に占めるキャリア採用比率は過去最高の43.0%となり、この数年で大幅に増加※2しています。転職が一般的となるなか、雇用契約書の締結や社会保険の手続きなど、入社関連の業務の増加と、労務担当者の業務負荷の増大が見込まれます。
HRMOS労務給与は、同シリーズ内の採用管理システム「HRMOS採用」との連携により、HRMOS採用に登録されている内定者情報を、HRMOSシリーズの従業員データベースを介してHRMOS労務給与に簡単に移行・活用することが可能です。加えて、雇用契約書の本人への通知や内容確認をシステム上で行えるほか、ワークフローで従業員本人に自ら個人情報を入力・更新してもらうことができます。
さらに、今年度中をめどに、これまでは情報の転記などの作業が必要だった雇用契約書の作成を自動で行える機能や、締結後の雇用契約書をもとに社会保険の手続き書類を自動作成する機能を実装予定です。また自動作成された届出書類を用いてハローワークや年金事務所に一括で電子申請することが可能です。これにより入社手続きをシステム上で完結できるようになり、転記ミス等のヒューマンエラーの防止や、労務担当者の大幅な業務効率化を実現します。
※1 2024年度中に実装予定
※2 日本経済新聞:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC3041Y0Q4A330C2000000/
8割以上の経営層・人事担当者が、複数の人事システム導入でデータの自動連携や互換性などに課題感
経営層や人事担当者を対象に調査※3を行ったところ、クラウド型の人事システムを複数導入している企業のうち、過半数がシステム間のデータ連携を行っていると回答しました。しかし、複数のシステムの導入でデータ連携に課題を感じる回答者は8割以上となり、「自動連携ができない(アップロードなど手動でデータ移行が必要)40.4%」や「システムごとにデータベースが異なる(項目や形式が異なるなど互換性が悪い)38.5%」などの回答が上位となりました。クラウドサービスの導入により業務効率化が図られる一方で、サービスの提供元が異なることでシームレスなデータ連携とは言い難い状況であることがうかがえます。
HRMOS労務給与は、シリーズとしての強みを生かし、HRMOSシリーズの従業員データベースを基盤として、採用管理や目標・評価管理、勤怠管理といった各機能・サービスとシームレスなデータ連携を実現します。
労務・給与システム「HRMOS労務給与」の特徴
HRMOS労務給与は、労務や給与に関する業務を効率よく処理するための機能を提供するクラウドシステムです。HRMOSシリーズの各機能・サービスとのシームレスな連携により、労務や給与に関するさまざまな業務の効率化を実現し、ヒューマンエラーを防ぎます。
HRMOSシリーズでの連携例
- ・内定者情報を簡単に「HRMOS労務給与」に移行
- HRMOS採用との連携で、採用管理システムに登録されている内定者情報を、HRMOSシリーズの従業員データベースを介して、HRMOS労務給与に移行することが可能です。また雇用契約書の内容がHRMOS労務給与に自動で連携されるため、中途入社者が入るたびに、一から従業員データをシステムに登録する手間を省きます。
- ・勤怠データを自動で取り込み、給与計算に反映
- HRMOS勤怠との連携により、従業員の勤怠データが従業員データベースに直接連携されて、連携情報をもとに給与を自動で計算します。
- ・人事評価の結果を給与金額に反映(2025年夏ごろまでに実装予定)
- HRMOSタレントマネジメントとの連携により、人事評価の結果を従業員の月額給与に簡単に反映できるようになります。また、昇給などにより社会保険料の月額変更が必要となった場合、月額変更届の自動作成や年金事務所などへの電子申請も可能になります。
※3 調査概要
調査内容:人事システムの活用に関するアンケート
対象:ビズリーチまたはHRMOSシリーズを利用する企業の経営層、人事担当者
調査期間:2024年5月29日~2024年6月7日
有効回答数:627
「HRMOS(ハーモス)」シリーズについて
採用から入社後の活躍までの人事業務支援と従業員情報の一元化・可視化により、データに基づく人財活用を実現するサービスです。シリーズには、採用管理システム「HRMOS採用」や、従業員データベースを中心に、目標・評価管理、1on1支援、組織診断サーベイなどの機能を提供している人財活用システム「HRMOSタレントマネジメント」があります。その他にも、勤怠管理システム「HRMOS勤怠」や経費精算システム「HRMOS経費」、労務・給与システム「HRMOS労務給与」を提供しており、企業の人事は「HRMOS」シリーズの活用により従業員一人一人の多面的なデータを可視化し、人財活用へ生かすことができます。
株式会社ビズリーチについて
「キャリアに、選択肢と可能性を」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開するVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。