管理職・グローバル人材に特化した会員制転職サイト「ビズリーチ」を運営する株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区 代表取締役:南壮一郎)は、キャリア女性のための転職サイト「ビズリーチ・ウーマン」を本年5月29日にグランドオープンいたします。
当サイトでは、キャリア女性(これから管理職を目指す女性と現在管理職に就く女性)を対象に、キャリアの新たな発見と選択肢を提供します。女性活躍に積極的な企業が賛同し、アクセンチュア、神戸製綱所、すかいらーく、武田薬品、ディー・エヌ・エー、日本GE、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど多くの企業が新サイトを利用します。
これまで運営してきた「ビズリーチ」と同様に、「ビズリーチ・ウーマン」に登録した女性会員は職務経歴書を登録することで、様々な検索条件で企業担当者1,900社から検索され、スカウトメールが届き、面接・面談に進むことができます。また、会員は掲載されている求人情報に応募することもできます。
なお、既に「ビズリーチ」には女性会員16,000人が登録しており、その16,000人に対しても「ビズリーチ・ウーマン」のサービスを提供します。
「ビズリーチ・ウーマン」は、キャリア女性を応援し、彼女達が本当にほしい情報を提供するために、女性会員と女性を積極採用したい企業のニーズをヒアリングし、以下の特別コンテツを提供します。
特徴 | 女性会員ニーズ | 企業ニーズ |
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1 | ライフイベントを迎えても長く働き続けられる制度が整備されているか、また、自分のキャリアビジョンを実現できるかを知りたい。 | 優秀な女性を採用するために、自社の女性活用制度を伝え、積極的に女性活用に取り組んでいることを知らせたい。 |
2 | 女性会員(25~34歳)で「目指したい女性社員が社内にいる」人は17%に留まり(表6)、先輩女性を見たい。 | 入社後のミスマッチをなくすため、自社で働く女性社員を女性会員に見てもらうことで、自社での働き方を想像してほしい。 |
3 | 応募前に直接人事担当者や女性社員に、社風や文化、制度について詳しく聞きたい。 | 優秀な女性に興味をもってもらうために、面接とは別に企業文化を事前に伝える機会を設けたい。 |
4 | 女性活躍推進に対する企業の本気度を知りたい。 | 女性活躍推進に対する企業の本気度を伝えたい。 |
安倍政権が「2020年までに企業の女性管理職比率30%」という目標を掲げる中、ビズリーチには「女性管理職を採用したい」という企業からの問い合わせが増えています。しかし、そもそも労働市場全体の女性管理職者数が少ないことや、前例が少ない企業が採用してもすぐに活躍することが難しい現実があります。
このような中、最近、企業の女性採用ニーズは、「今すぐに活躍する女性管理職」から「数年教育してから管理職として活躍する女性管理職候補」に変わりつつあります。
(表1~4:ビズリーチ利用企業へのアンケート結果参照)
安倍政権は女性活躍政策を進め、6月に策定予定の成長戦略の中には、女性の活躍を促進する雇用制度が含まれる予定です。一方で、「人口1億人維持」のために、一人の女性が一生に産む子どもの平均数である合計特殊出生率を2030年ごろまでに2.07まで高める必要があると、政府の有識者委員会が先日5月13日に提言しました。
「ビズリーチ」新規女性会員数は前年比3.5倍と急増しています。「ビズリーチ」女性会員にアンケートを実施したところ、9割が「昇進したい」(表5)と回答し、キャリアアップへの意欲を見て取れます。一方で、8割が「社内に同姓のロールモデル(目指したい人)がいない」状態で(表6)、「仕事で悩んでいること」の第一位として、8割が「ライフイベントとの両立に悩んでいる」、第2位は「今後もこの仕事を続けられるか不安」(54%)と回答しています。(表7)
このような中、女性出生率向上と女性活躍政策の両方を並行して達成するためには、今後、政府、企業の更なる取り組みが必要です。そこで、政府、企業、キャリア女性の三者のニーズの高まりを受け、働く女性を応援したいという想いで、ビズリーチはキャリア女性のための新サイトを開設することになりました。
これまでビズリーチを利用してきた企業1,900社が「ビズリーチ・ウーマン」を利用します。中でも、女性活躍に積極的な特別参画企業50社が「ビズリーチ・ウーマン」上で特別コンテンツを掲載します。2014年5月末までに、「ビズリーチ・ウーマン」特別参画企業合計300社、2017年5月末までに、女性会員数10万人を目標としています。
本日5月29日に、新サイトのグランドオープンを記念し、キャリアウーマン約100人(キャリア志向の女性、先輩女性管理職、女性人事担当者)を対象にした女性限定イベントを都内で開催します。ビズリーチ女性会員にアンケートを実施したところ、9割が、「女性活用が進むためには行政の政策が必要」と回答しました。(表7)
そこで、キャリア女性を応援する「ビズリーチ・ウーマン」は本イベントを開催し、様々な立場の女性が一堂に会し、「本当は何が必要とされているか?」について本音で語り合います。
本イベントでは、政府や企業も知りえない女性の本当の悩みを掲げ(テーマ:「女性のキャリア」「妊活」「仕事とプライベートの両立」「パートナー選び」)、女性100人が、どうすれば「女性管理職比率30%」と「出生率2.07」を2030年に達成できるかについて意見交換します。そして最後に、安倍政権への提言を大きな紙に書き、発表します。更に、先輩管理職4名が女性の働き方についてパネルディスカッションします。
また、女性を積極採用したい人事担当者160名を対象に勉強会を開催し、NTTコミュニケーションズのダイバーシティ推進室長とサイバーエージェントの人事責任者が自社の女性活用制度や取り組みについてお話します。
十分な候補者がいる | 24% |
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十分な候補者がいない | 76% |
十分な候補者がいる | 29% |
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十分な候補者がいない | 71% |
即座に活躍できると思う | 33% |
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即座に活躍できないと思う | 67% |
管理職を採用する | 18% |
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管理職候補を採用して実績を残してから昇進させる | 82% |
昇進したい | 89% |
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昇進したくない | 19% |
社内に同性のロールモデルがいる | 17% |
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社内に同性のロールモデルがいない | 83% |
「仕事で悩んでいること」の第一位として、8割が「ライフイベントとの両立」、第2位は「今後もこの仕事を続けられるか不安」(54%)
ライフイベント(結婚、出産、育児)との両立 | 80% |
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今後もこの仕事を続けていけるのか不安 | 54% |
プライベートの時間が少ない、両立ができない | 47% |
仕事をするうえで体力が落ちている | 45% |
女性が働きづらい福利厚生や制度 | 39% |
女性のロールモデルが社内にいない | 37% |
自分のしたい仕事ができない | 37% |
昇進しづらい | 33% |
給与が上がらない | 31% |
自分のやる気が起きない | 27% |
インターネットサービスを企画・運営。管理職・グローバル人材に特化した会員制転職サイト「ビズリーチ」を2009年にグランドオープン(https://www.bizreach.jp/)。会員数30万人、利用企業数1,900社、登録ヘッドハンター数900人、掲載求人情報16,500件。