管理職・グローバル人材に特化した会員制の転職サイト「ビズリーチ」など、インターネット事業を企画運営する株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役:南 壮一郎)は、2014年12月9日、新卒学生採用サイト「ニクリーチ2016(https://29reach.com/)」を公開いたしました。
「ニクリーチ2016」は、学生が会員登録すると、登録企業から「一緒に肉料理を食べに行きませんか?」というスカウトメールが届き、学生は無料でごちそうしてもらえるというサービスです。学生は一緒にお肉を食べに行った企業担当者に企業について聞けるだけでなく、就職活動自体の相談もできます。一方企業は、早期に優秀な学生とコンタクトをとり、自社への理解を深めてもらうことができます。
経団連は、2016年卒業予定者向けの採用活動解禁時期を従来の大学3年生の12月から翌年3月へ後ろ倒すと発表しています。そのため企業は従来よりも短期間で優秀な学生にコンタクトする必要が出てきています。すでに一部の企業では、インターンなどで学生との接点を増やす施策を実施しています。2015年3月卒業予定の大学生の就職内定率は68.4%(10月1日時点)と、リーマン・ショック前の2008年に迫る水準に回復し、2016年はさらに「売り手市場」と予測されています。今後はさらに優秀な学生の獲得競争が激しくなる可能性があります。
サービス立ち上げのきっかけは、2014年1月23日に公開された株式会社ビズリーチの自社用新卒採用サービス「29(肉)リーチ」です。サービス開始から5日で500名を超える学生が登録しました。Facebook(「いいね!」8,000件)やTwitter(ツイート・リツイート2,500件)などで学生に広がり、2014年10月にサービスを終了するまでに1,100名が登録しました。登録者数上位3大学は、早稲田大学(117名)、慶應義塾大学(116名)、東京大学(83名)でした。なお、ビズリーチでは、「29(肉)リーチ」経由で2015年卒業予定者4名が入社内定に至りました。「ニクリーチ2016」は、このビズリーチ自社用新卒採用サービス「29(肉)リーチ」を一般企業が利用できる新卒採用サービスとして刷新したものです。サービス公開時は、大手IT企業を中心に約30社が登録されています。
弊社は、採用市場における「ダイレクト・リクルーティング」を提唱しており、「ニクリーチ」では新卒採用における「ダイレクト・リクルーティング」を実践しています。「ダイレクト・リクルーティング」とは、企業がSNSや社員紹介、弊社が運営する「ビズリーチ」のようなデータベースを利用して、優秀な人材に直接アプローチする採用手法です。人材獲得競争を繰り広げる欧米を中心としたグローバル企業では一般的なこの手法は、日本にも広がってきています。
「『どうしたらたくさんの学生にビズリーチを知ってもらえるのだろうか』。「29(肉)リーチ」はそんな悩みから生まれました。『学生が求めているものは何だろう?』と考え抜いた末、出てきた答えは『肉』。そう、肉でした。そうであれば『おなかを空かせた就活生にビズリーチの社員がお肉を食べさせてあげようじゃないの!』と思いつき、「肉(29)リーチ」を始めました。結果として、1,100名の学生にご登録いただき、2015年卒業予定者4名がビズリーチへ入社内定しています。そしてこの度、ご好評いただいたこのサービスを、優秀な学生にアプローチしたいと考える“肉食企業”にぜひお使いいただきたいと思い、一般企業向けにオープンさせることになりました。経団連は、2016年卒業予定者向けの採用活動解禁時期を従来の大学3年生の12月から翌年3月へ後ろ倒すと発表しています。
そのため企業は従来よりも短期間で学生にコンタクトする必要があり、優秀な学生の獲得競争が激化すると予測されています。優秀でやる気のある学生とのコンタクトを増やすツールとして、ぜひ、「ニクリーチ」をご活用いただきたいと考えています。企業が主体的に採用活動をして多くの“肉食採用”が生まれてくれるとうれしいです」
インターネットサービスを企画・運営。管理職・グローバル人材に特化した会員制の転職サイト「ビズリーチ(http://www.bizreach.jp/)」を2009年4月にグランドオープン。2012年10月に、「ビズリーチ」のアジア版「RegionUP(リージョンアップ/ http://www.regionup.com/)」をグランドオープン。