2021年2月25日

株式会社ビズリーチ

国交省、新技術の実用化を支援する
「ビジネス化推進マネージャー」をビズリーチで公募

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐)が運営する即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、国土交通省の交通運輸技術開発推進制度*1(以下、「制度」)をリードする人材を、副業・兼業限定で2021年2月25日から3月24日まで公募します。国土交通省は、民間のビジネスプロフェッショナルの知識や経験を活用することで、スタートアップによる新技術の研究成果を実用化につなげ、国土交通分野でのイノベーション創出を目指します。なお、業務は国土交通省の職員と連携し行っていただきますが、今回の募集にあたっては、国土交通省が2021年4月までに選定する委託事業者から委嘱する形式となります。

公募ページURL:https://www.bizreach.jp/job-feed/public-advertising/ewzwijq/

国土交通省新技術の実用化を支援するビジネス化推進マネージャーを公募

国土交通省では、新技術の実用化に向けてスタートアップ支援を強化

国土交通省では技術政策の一つとして、2013年度から幅広い研究実施者を対象にした制度を運用しています。これまでに大手企業、大学、スタートアップ等から、幅広い研究開発プロジェクトが採択されています。採択された研究テーマには、鉄道施設の液状化被害の軽減に向けた地盤改良工法の開発・実用化に関するプログラムや、突風の発生予測モデルを構築し、羽田空港の離着陸ルートを最適化させる「気象×航空分野」のプログラムなどがあります。

一方で、内閣府は新産業の創出を強化すべく、スタートアップ等の研究開発の支援体制や内容を見直し*2、2021年度から各省庁に対して、ビジネス化推進マネージャー(プログラムマネージャー)の導入や、研究段階に応じた支援強化等を推進する予定です。こうした動きを受けて、国土交通省でも、制度を通じて、スタートアップ支援を強化します。

スタートアップ支援には、ビジネス観点でプログラム推進を担う民間のプロ人材が必要

現状の制度では、スタートアップからの応募は一定数ある一方で、実用化の件数が少ないという課題があります。その大きな要因として、省内にビジネス観点からプログラムを推進できる人材が不足しているため、採択後のプログラム管理が研究者に一任されていることが挙げられます。そこで、国土交通省では、プログラムマネジメント経験が豊富な民間のプロ人材を、副業・兼業限定で募集することで、研究者への支援体制を強化します。

ビジネスプロフェッショナルの約8割が「副業・兼業に関心」

ビズリーチ会員に対して、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う働き方の変化を調査*3したところ、79%が「今後、副業・兼業を行いたい」と回答しており、関心の高さがうかがえる結果となりました。ビズリーチでは、本公募を通じて、民間のビジネスプロフェッショナルが多方面で活躍する社会を目指します。

*1:国土交通省では、交通分野を対象にした公募型の研究開発支援制度を実施。採択されたプロジェクトは2~3年継続するものが多く、年間8本ほどが並行している。
*2:内閣府「日本版SBIR制度の見直しに向けた検討会」
https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/sbir/
*3:「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う、働き方(副業・兼業)の変化に関するアンケート」
対象:ビズリーチ会員
調査期間:2020年6月15日~2020年6月21日
有効回答数:1,700

国土交通省 総合政策局 技術政策課 技術開発推進室長 伊崎 朋康 氏 コメント

最近の科学技術の進展は目覚ましく、政府の統合イノベーション戦略2020では、AI、バイオ、量子技術、マテリアルなどの基盤技術を重要分野として掲げ、国を挙げて科学技術イノベーションを強力に推進しているところです。国土交通省では、交通分野における安全性の向上、多発する自然災害に対応した防災・減災・国土強靭化など、幅広い取り組みを展開していますが、さまざまな行政ニーズの解決に資する新技術を見いだし、いかに社会実装していくかが極めて重要であると認識しています。

国土交通分野における新技術の利活用の可能性は幅広く、例えば自動車の自動運転技術の進展が著しいのはご承知のことと思いますが、船舶の分野でも同様に自動運航の技術開発が進んでいます。また、気象分野においても、線状降水帯など最近の局所的な異常気象の頻発に対応すべく、さらなる新技術の導入や社会実装が求められているところです。

こうした流れを強力に推進していくためには、われわれ行政職員にはない、ビジネスの最前線で活躍されている即戦力の方々の豊富な知識や経験が必要不可欠であると考えています。新技術やイノベーションを取り入れていくべき国土交通分野の行政課題はまだまだ数多くあり、ご自身の能力を、その最先端の任務に生かしてみたいというチャレンジ精神にあふれた方のご応募を、心からお待ちしています。

国土交通省 総合政策局 技術政策課 技術開発推進室長 伊崎 朋康 氏

株式会社ビズリーチ 取締役副社長 ビズリーチ事業部 事業部長 酒井 哲也 コメント

ビズリーチはこれまで、経済産業省様の副業・兼業限定「週一官僚」公募や、農林水産省様の「DX人材」公募などを通じて、ビジネスプロフェッショナルの皆様に新たなキャリアの機会を創出してまいりました。経済産業省様の「週一官僚」公募に関しては、2名の募集に対して1,388名の応募がありました。

今回の公募では、国土交通分野での政策課題の解決に向けて、プロジェクトマネジメント経験が豊富な民間のプロ人材を募集します。研究の初期から実用化まで伴走する経験は、今後のキャリアにおいて貴重な機会になるはずです。

ビズリーチでは今後も、ビジネスプロフェッショナルの皆様が、官民を問わずに多様なキャリアを積むための選択肢と可能性を提供いたします。

株式会社ビズリーチ 取締役副社長 ビズリーチ事業部 事業部長 酒井 哲也

公募概要

募集職種名 【副業兼業】ビジネス化推進マネージャー
業務内容
  • 「交通運輸技術開発推進制度」に採択されたプログラムの伴走支援(1人につき複数のプログラムを想定)
  • 事業化・実用化に向けたアドバイスや、他機関とのネットワーク構築
応募資格

下記いずれかのご経験をお持ちの方(両方のご経験がある場合は尚可)

  • 多数のステークホルダーが関わる一定規模のプロジェクトマネジメント経験
  • 事業化・実用化の経験

例えば、新商品開発や社内ベンチャーの立ち上げのご経験

  • 募集人数:2名程度
  • 勤務時間:月5日程度を想定(応相談)
  • 報酬:日給15,000円
  • 勤務地:東京都(リモートワーク可能)

即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について

ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。

URL:https://www.bizreach.jp/

株式会社ビズリーチについて

「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。

Visionalについて

株式会社ビズリーチがグループ経営体制に移行したことにより誕生。「新しい可能性を、次々と。」をグループのミッションとし、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。

「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、人事マネジメント(HR Tech)領域におけるエコシステムを展開。また、事業承継M&A、物流DX、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。

URL:https://www.visional.inc/ja/index.html