2024年8月7日

株式会社ビズリーチ

明治大学就職キャリア支援センターとビズリーチ・キャンパスが提携
大学1・2年生からのキャリア観醸成を目指し、
「学生×卒業生ネットワーク」を強化

株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、明治大学就職キャリア支援センター(所在地:東京都千代田区)と提携しました。大学1・2年生からのキャリア観醸成を目指し、学生の多様なキャリア選択を支えるための、学生と卒業生をつなぐネットワークの強化を目指します。

明治大学就職キャリア支援センターとビズリーチ・キャンパスが提携

14年連続で「就職に力を入れている大学」全国1位の明治大学。「納得就職」を目指し、大学1・2年生からのキャリア観醸成に注力

学生への充実したキャリア支援から、14年連続で「就職に力を入れている大学」全国1位(大学通信調べ)に選ばれる明治大学は、「就職の明治」として知られ、大学・大学院をあわせて年間7,600名以上の卒業生を輩出しています。

明治大学就職キャリア支援センターの特長の一つに、内定をゴールとするのではなく、学生全員の「納得就職」を目指し、「大学1・2年生の早期から自身のキャリアに関心を持ち、主体的に自身のキャリアを選択できる学生」の育成に力を入れている点が挙げられます。その代表的な取り組みとして、低学年を対象とした職業体験プログラム「Meiji Job Trial」の開催等があります。2021年からは、ビズリーチ・キャンパスと共同で、低学年を対象としたキャリア形成支援講座を実施しており、ビズリーチ・キャンパス等を利用し、多様なキャリアを持つ社会人へのインタビューの機会を提供することで、キャリア観の醸成を促しています。

本講座に参加した学生からは「自分の価値観を深掘りできた」「自分の視野が広がった」「働くことが楽しみになった」等の感想が寄せられ、卒業生訪問等を通じて直接社会人と対話ができる機会は、働くイメージの解像度を上げ、自身のキャリアの志向性の把握につながることが示唆されています。また、大学1・2年生から卒業生やロールモデルとなる社会人とのさらなるつながりを求める声が高まっており、明治大学就職キャリア支援センターでは、学生がより主体的に卒業生訪問を実施できる仕組みを新たに構築したいと考えていました。

明治大学就職キャリア支援センターとビズリーチ・キャンパスが提携し、学生と卒業生のネットワークを強化。大学1・2年生から多様なキャリアに触れる機会の最大化を目指す

このたび、明治大学就職キャリア支援センターとビズリーチ・キャンパスが提携することにより、明治大学の学生と卒業生のネットワークをビズリーチ・キャンパス上に構築し、学年関係なく卒業生訪問を実施できるようにします。

これにより、卒業生の多様なキャリアが可視化され、学生はそれらの情報をもとに、オンライン上で卒業生と新たなつながりをつくれるようになります。大学1・2年生から多様なキャリアに触れる機会を最大化することで、早期からのキャリア観醸成と、学生自身が納得できるキャリア選択を支援します。

<明治大学就職キャリア支援センターとビズリーチ・キャンパスの提携により実現すること>

1.可視化された卒業生のキャリアの情報を活用し、ネットワークを強化
ビズリーチ・キャンパスに登録された卒業生の「学部」「所属ゼミ」「これまでの経歴」等を、本人の許諾を得たうえで大学と共有します。これまで大学では、卒業生の卒業後の情報の更新が困難でしたが、卒業生の最新の状況を把握したうえで接点を持ち続けられ、学生の多様なニーズに対して、最新情報に基づいた支援が可能となります。
2.卒業生訪問のデジタル化による利便性・安全性向上を実現
学生は、卒業生の検索から卒業生訪問の依頼・面談までをスマートフォン等を使ってオンラインで完結できるようになります。首都圏外や海外で働く社会人等とも容易につながることが可能となり、利便性が向上するほか、卒業生訪問における個人情報のやり取りが不要なため、安全性の向上も期待されます。
3.学生の卒業生訪問の状況を可視化し、ニーズに合わせた支援を実施
ビズリーチ・キャンパスでは、訪問依頼先や訪問承諾数のデータを保有しており、それにより学生と卒業生の接点が可視化されます。それらの情報をキャリア支援に活用することで、学生のニーズをタイムリーに反映したコンテンツの企画・実施等が可能です。

明治大学 就職キャリア支援部 部長 中山 真一 氏 コメント

明治大学就職キャリア支援センターでは「就職は挑戦だ!」をモットーに、学生が主体的に進路を選択できるよう、教職員が一体となって日々学生の支援に取り組んでいます。「face to face」を重視した相談件数は年間22,000件を超え、相談等を通じて拾い上げた学生の声をスピーディーにキャリア支援の施策につなげています。このたびのビズリーチ・キャンパスとの提携も、共同で開催した低学年向けのキャリア形成支援講座「社会人から学ぶキャリアデザインゼミ」での学生の声をもとに実施に至りました。

明治大学は、歴史的に「縦のつながり」の強い大学です。キャリアセンターには先輩が残した数多くの就職活動報告書が並びます。協力は任意ながら、報告書の情報を参考にしながら就職活動を進めた学生が、後輩に向けて自らの経験を還元したいという協力の連鎖が続いてきた結果です。今回の学生と卒業生のネットワーク強化においても、多様なキャリアを持つ多くの卒業生の協力を期待しています。これからも、全学生の「納得就職」実現に向け、学生の声を大切した支援を行ってまいります。

株式会社ビズリーチ 新卒事業部 事業部長 藤田 拓秀 コメント

明治大学様の学生と卒業生のネットワーク構築において、さらなる推進をご支援できますことを大変光栄に思います。ビズリーチ・キャンパス上でも、明治大学の学生の卒業生訪問のニーズは顕著で、2025年卒業予定の学生においては開校大学81校のうち3番目に訪問依頼数が多く、約13,000件の依頼がありました(2024年7月末時点)。

ビズリーチ・キャンパスは、不確実性が増す社会のなかで、「社会の力を集約し、期待と覚悟をもってキャリアを選択し続けられる文化を創る」というミッションを掲げています。卒業生とのつながりは、学生の皆様が多様なロールモデルに出会うための貴重な機会です。

今回の明治大学様の取り組みのように、低学年から多様な社会人と対話の機会を持つことは、自身のキャリアの選択肢や可能性を広げることにつながります。またビズリーチ・キャンパスでご支援させていただくことで、学生はオンラインで利用できるため、海外や全国で活躍する卒業生とつながることも可能となり、効率的かつ安心・安全に幅広い卒業生に訪問ができるようになります。

今後も、ビズリーチ・キャンパスは明治大学様における学生のキャリア選択に寄与してまいります。

OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」について

「ビズリーチ・キャンパス」は、学生と、その学生が所属する大学・大学院所属の内定者やOB/OG、企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットフォームです。
主な特徴は以下の3点です。

  1. オンラインOB/OG訪問がサービス内で完結:内定者・OB/OGの検索・訪問依頼から、OB/OG訪問(ビデオ通話)までをサービス内で実施できます。
  2. 大学ごとにサービスを提供:大学ごとの専用サイトで、出身学部やサークルなどの共通点からも先輩を探せます。
  3. 学年を問わず通年で利用可能:学年や時期を問わず、さまざまな業界で活躍する社会人から話を聞き、早期に就業観を醸成できます。

また、学生の皆様に安心・安全にご活用いただくための対策に注力しています。主な対策は以下の3点です。

  1. OB/OG訪問の依頼やビデオ通話の発信を学生起点に制限。
  2. ボランティアOB/OGは原則オンライン訪問のみに制限(OB/OGには企業公認とボランティアの2種類があります)。
  3. サービス内のメッセージを運営事務局が24時間有人監視し、目的外利用があった場合は注意喚起やアカウント停止などの対応を実施。

URL:https://br-campus.jp/

配信地域 日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア
開校大学 国内81大学と海外留学生向けの専用サイトを開設(2023年9月末時点)
※海外留学生:海外対象エリアの大学・大学院に通う海外正規留学生
登録者数 大学生・大学院生 224,000名以上(2024年6月末時点、開校大学以外も含む)
OB/OG      98,000名以上(2024年6月末時点)
公開日 2016年10月12日

株式会社ビズリーチについて

「キャリアに、選択肢と可能性を」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開するVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。